四月の永い夢
劇場公開日 2018年5月12日
解説
「走れ、絶望に追いつかれない速さで」などの新鋭・中川龍太郎が監督・脚本を手がけ、第39回モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評連盟特別表彰を受賞したヒューマンドラマ。3年前に中学校の音楽教師を辞めた27歳の滝本初海は、現在は近所のそば屋でアルバイトをしながら暮らしている。そんなある日、彼女のもとに1通の手紙が舞い込む。それは3年前の春に亡くなった恋人が彼女に向けて書き遺したものだった。この手紙をきっかけに、初海の変わらない日常が再び動きはじめる。ヒロイン・初海役に、ジブリ映画「かぐや姫の物語」で主人公の声を演じた朝倉あき。初海に恋する青年・志熊役を三浦貴大が演じる。
2017年製作/93分/G/日本
配給:ギャガ・プラス
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2021年4月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
自分の直感を信じて選んだ映画でしたが、大きな盛り上げがなく、答えのない結末でした。理系の頭なので答えが欲しかったし、引きずって生きている原因が謎のままで終わってしまった。クライマックスで明らかになるだろうと期待して見ていたが、こんな終わり方もあるんだなあ。映画って深いな、と改めて感じました。
セリフと表情がずーっと気になってしまった…化粧したまま寝てるとかすごく細かいところも…
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ゆっくりと流れていくストーリーですが、最後にやっと「なるほどな」と合点がいきました。
主人公は、恋人が亡くなって3年経つが前に進めない。何処かに行ってしまうような不安定な女性。
普通、教師まで辞めるか?辞めて蕎麦屋でバイトするか?
何故、そこまで恋人の死を背負って生きているのか?と思いながら観ていました。やっと最後に恋人の死亡時期と理由(自死?)の説明があり、だから自分を責めるように生きていたのか?と合点がいきました。
映画HPの人物紹介にあった「小さな秘密」。それが彼女を苦しめていたのですね。
別れた後の出来事まで背負ってくれる女性がどこまでいるのか分かりませんが、そういう女性がいて欲しいとも思えた作品でした。
2020年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
最後まで観た自分を、ほめたい。
話のテンポが遅くて、どこに感情移入したらいいのか、わからなくなる。
でも、ラジオの伏線拾った後の、朝倉あきの笑顔は、それまでのもやもやを吹き飛ばすくらい、まぶしかった。
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