PARKS パークス

劇場公開日:

PARKS パークス

解説

東京・吉祥寺の井の頭恩賜公園の開園100周年を記念して製作され、橋本愛、永野芽郁、染谷将太が共演した青春音楽ドラマ。同公園と吉祥寺の街を舞台に、50年前に作られた曲に込められた恋人たちの記憶が、現代に生きる3人の若者たちの夢につながっていく様子を描く。井の頭公園の脇にあるアパートでひとり暮らしを送る女子大生・純の部屋に、見知らぬ女子高生ハルが突然訪ねてくる。ハルは亡き父親について小説を書くため、父親の元恋人である佐和子という女性を探しているのだという。ハルを手伝うことにした純は、佐和子の孫トキオから彼女が既に亡くなったことを知らされる。数日後、トキオが祖母の遺品の中からオープンリールテープを発見し、再生してみるとハルの父親たちによるラブソングが収録されていた。感動した純たちは、テープが劣化して途中までしか聞くことができないその曲の続きを自分たちで作ろうとするが……。「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」の瀬田なつき監督がメガホンをとり、ミュージシャンのトクマルシューゴが音楽監修を手掛けた。

2016年製作/118分/G/日本
配給:boid
劇場公開日:2017年4月22日

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映画レビュー

3.5それぞれのPARK(S)

2017年5月30日
iPhoneアプリから投稿

公園に行く。
ただそれだけで、どうしてあんなにわくわくするのだろうと思う。
遊園地では、そうはいかない。どれに乗ろうか、どこに行こうか、途中で何か食べようか、どんな順番で・どんなふうに周ろうか…などと気持ちが急いてしまう。
そこへいくと、公園はいい。
とりあえず行って、とりあえず目についたものにわーっと飛びついて…行き当たりばったり、思いつくように過ごせばいい。周りを見れば、みんな思い思いに楽しんでいる。それぞれの日常が持ち寄られ、端から見れば非日常な光景が展開される。そんな様子をぼーっと眺めるのも、また、楽しい。公園には、そんなゆるさ、言い換えれば懐ろの深さがある。
「PARKS」は、まさにそんな映画だ。公園に行くようなわくわくと、そこで過ごす心地よさにあふれている。そして公園は、日常のような顔をした不可思議な非日常が、ひょこひょことさりげなく顔を出す場でもある。突然現れたハルが何者なのか、ハルが書いていた小説はどうなったのか…ジュンは、トキオは…今でもぐるぐる、ふわふわ考え楽しんでいる。
言うまでもなく、公園という場・風景と同じくらい、この映画では、音楽が重要な役割を持つ。登場人物の動きはもちろん、物語の流れまでも音楽と一体化しているように思えた。様々な音楽が公園という場にあふれ、放たれ、風とともに空気に溶け込んでいく。そんな心地よさを、存分に味わった。
それぞれの思い(出)、それぞれの公園。PARKの複数形、PARKS。いつもの公園が、ちょっと違って見える。そんな素敵なおまけも、この映画から貰えた。
さあ、公園に行こう。

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cma

5.0ハルとジュンはプロローグに再び一期一会する。新たなエピローグが。

2024年5月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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マサシ

3.5成蹊大学留年危機の橋本愛

2020年5月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

難しい

寝られる

萌える

井の頭恩賜公園の開園100周年の記念映画ということで、バリバリ井の頭公園と周辺吉祥寺が舞台の青春音楽映画。
バリバリ井の頭公園映画なんだけれど、そんなに押しつけPR感は感じず、普通の映画として楽しめました。
公園の桜、新緑、池、橋と風景がとても綺麗でエモい映像となっているんですが…
うーん、少し伝わらなかった。
結局何が言いたいのかといった感じで、風景は綺麗なのに印象に残っているシーンがあまり無かったです。
決して悪い映画ではないんですが、特別いい映画でも無く、場面場面の移り変わりが早いので少々ついていくのも難しいといった感じ。
メインの3人が音楽制作に入る部分なんかは特に「いつの間に?」と思いました。
ただ、橋本愛さんを眺める映画といった感じでした。
勿論、永野芽郁さんや染谷将太さんも魅力的なのですが、永野芽郁さん演じるハルは結局何者だったんでしょうか?
染谷将太さん演じるトキオは正直parks parksうるさかった。
この映画はやはり「橋本愛」のイメージが強くて。
parks musicのシーンはどれも良かったです。
次から次へと変わっていきますが、ミュージカル調で、ここではトキオのラップも活躍していました。
夜観たので静かなシーンなどウトウトしてしまったので、またいつかしっかりと観たいと思います。
因みに井の頭公園は行ったことありません。

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唐揚げ

4.0大人になる前の少しの休息

2020年4月12日
iPhoneアプリから投稿

大学の卒業が近づき、社会人になるまでのフワフワした時期、父親を亡くした人、父親の好きだった人と同じアパートに住む人、好きだった人の孫、3人が偶然に出会う。

昔の曲を再現するうちに、自分は何が出来るのか、周りから求められる自分、憧れる友達、本当の自分、分からなくなる。

作った時の気持ちと大勢に伝わるものとの違いに葛藤する。

ただ楽しいと思ったり、大切な仲間との時間、言わなくても通じてると思える相手がいる安心感
そんな温かい気持ちが伝わりました。

これは誰の物語なのだろう?
過去の話?小説の中の話?現実の話?
社会人までの中途半端な夢見がちな時期に不思議な経験の物語

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asm