【R18+】ビッチな娘の人格に毒母が驚く 中田秀夫の官能ホラー「殺人鬼を飼う女」本編映像
2019年4月11日 15:00

[映画.com ニュース]「貞子」「スマホを落としただけなのに」の中田秀夫監督が、大石圭氏の同名エロティックホラー小説を映画化した「殺人鬼を飼う女」の本編映像の一部が公開された。4人の人格を持つヒロインの一部が入れ代わり、姿を現すワンシーンだ。
ビストロで働く美しいギャルソンのキョウコは、幼い頃に義父から受け続けた性的虐待により、3つの人格が共存していた。キョウコを愛するレズビアンの直美、ビッチなゆかり、そして小学生のままのハル。キョウコの中の彼女たちは辻褄を合わせ、互いに支え合っていた。しかし、マンションの隣人が憧れの小説家と知ったキョウコが恋心を抱いたことをきっかけに、今まで感じたことのない歪みが生じる。
タブーなどにとらわれない先鋭的な作品を送り出す「ハイテンション・ムービー・プロジェクト」の第1弾作品。さまざまな人格を持つ主人公キョウコ役に飛鳥凛、別人格である直美を大島正華、ゆかりを松山愛里、ハルを中谷仁美と4人の女優が一人の女性を演じる。
このほど公開された映像は「入れ代わる私編」。キョウコは金にだらしのない年下の彼氏と懇ろな母親に嫌悪感を隠せない。しかし、母がその場を離れた瞬間、キョウコの中のビッチな人格・ゆかりに入れ代わり、ゆかりは母親の彼氏とイチャつきながら、お互いの連絡先を交換する。娘の変貌ぶりに驚きを隠せない母の表情を切り取った。
「殺人鬼を飼う女」は(R18+指定)4月12日から全国で公開される。
(C)2019「殺人鬼を飼う女」製作委員会
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