殺人鬼を飼う女
劇場公開日 2019年4月12日
解説
大石圭の同名エロティックホラー小説を「リング」「スマホを落としただけなのに」の中田秀夫監督のメガホンで映画化。ビストロで働く美しいギャルソンのキョウコ。幼い頃に義父から受け続けた性的虐待により、彼女の中にはさまざまな人格が共存していた。キョウコを愛するレズビアンの直美、ビッチなゆかり、そしてあの頃の小学生のままのハル……キョウコの中の彼女たちは辻褄を合わせ、互いに支え合っていた。しかし、マンションの隣人が憧れの小説家と知ったキョウコが恋心を抱いたことをきっかけに、今まで感じたことのない歪みを覚えるようになるり……。さまざまな人格を持つ主人公キョウコ役は、中田監督の「ホワイトリリー」でも主役を務めた飛鳥凛。別人格である直美を大島正華、ゆかりを松山愛里、ハルを中谷仁美と4人の女優が一人の女性を演じる。タブーなどにとらわれない先鋭的な作品を送り出す「ハイテンション・ムービー・プロジェクト」の第1弾作品。
2019年製作/83分/R18+/日本
配給:KADOKAWA
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2021年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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予備知識無く鑑賞。
最初のレズシーンで「ん?」と思ったが直ぐに多重人格かぁと分かる。だったら、レズの絡みと主人公一人で喘いでいるカットを交互に入れた方が良いんじゃないかなぁと。
サスペンスとしては色々な部分が適当過ぎるし、エロにしても喘ぎ声が演技臭すぎて白ける。職場の更衣室で、多重人格レズを始めて、それを外から見える場所で声を聞きながらマスターベーションをする店長ってw中学生じゃないんだからさぁ。
幼い頃に本人を守る為に生まれた別人格が全然守ってない、むしろ苦しめているって言うのも、この手のモノとしてはどうなんだろうなぁ。
主人公の隣人の作家が「殺されても良い」と思う程に主人公に惹かれるのが無理矢理過ぎる。
なんか全てが適当。
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いや、うーん、まぁ…本質的にはホラーなのだけれども、後一息。
タイトルに釣られて鑑賞。
のっけから始まるエロシーンにずっこける。
「あれ?中田監督だよな…エロいやつなの?」
思考が追いつかず、サスペンスだと思っていただけに、綺麗にカウンターを食らったような感覚。
それでも見続けていると、ようやくサスペンス風味になってはいく。
多重人格者、乖離性同一障害の話。
改めて考えると、自分の体を乗っ取られている恐怖ってのは恐ろしいなぁと。
でも、なんだか居心地悪いのは、別人格がSEXしてても、その辺りは容認されてそうな所だ。
自分の意思とは関係なく、体の関係を結ばれる。…女性にとっては殺人に匹敵するくらい悍ましい出来事なんじゃなかろうか、と。
まぁ…脳内のシステムが判明してるわけでもないので、とやかく言うのも野暮な事かもしれない。
作品的には何というか…エロとしては盛り上がって終わるのだが、お目当てサスペンスだったりホラーだったりは結構宙ぶらりんな感じだった。
監督がどおいう経緯でこの作品に関わる事になったのかは知らんが、だいぶ消化不良であった。
予算もスケジュールもなかったのだろうなぁ…いや、そもそもが予算もスケジュールもかけれるような環境ではないのかもしれない。
贅沢は言わないが、後一匙の中田テイストが加味されれば、化けてたかもしない。
リストランテのオーナーシェフも、結構PUされてた割には放ったらかしだったりするし。
とはいえ…ターゲットから俺は外れてるようにも思うので、コレはコレで秀作なのだろうとも思う。
2021年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
エロシーンばかりですが、演技臭くガシガシやっているだけで声も煩く、ちっともエロくないです。80年代の2時間ドラマ的な湿っぽさはほんの少し感じましたが、中田秀夫監督だと知っていたら観なかったです。
2020年8月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ほぼAVという感じ。
四重人格の女で、一人四役ではなく、それぞれの人格を4人の女優が演じているのは斬新だった。
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