ウィル・フェレルとアダム・マッケイ、パートナー関係を解消
2019年4月10日 11:00

[映画.com ニュース] 「俺たちニュースキャスター」「タラデガ・ナイト オーバルの狼」「バイス」などの作品で、プロデューサーとしてコンビを組んできたコメディ俳優のウィル・フェレルとアダム・マッケイ監督が、パートナー関係を解消することになった。米Deadlineが報じている。
コメディアンのフェレルと構成作家だったマッケイは1995年、長寿バラエティ番組「サタデーナイト・ライブ」の制作現場で出会い、意気投合。フェレルは一躍同番組の人気者となり、「エルフ サンタの国からやってきた」で映画スターに。また、マッケイも「サタデーナイト・ライブ」で人気構成作家として活躍した。
2人は2006年に製作会社ゲイリー・サンチェス・プロダクションズを立ち上げ、フェレル主演映画を中心にさまざまなコメディ映画を手がける一方で、テレビドラマやコメディサイト「Funny Or Die」など、複数のプラットフォームで活動を展開。しかし最近は、フェレルが従来通りのコメディ路線なのに対し、マッケイが「マネー・ショート 華麗なる大逆転」や「バイス」などシリアスな映画に挑戦していることから、ゲイリー・サンチェス・プロダクションズとしての活動を終了し、パートナー関係を解消することになった模様。だが、2人の友情関係に変化はなさそうだ。
今回の報道にあたり、2人は声明を発表。「僕ら2人にとって、過去13年間ほど楽しく満ち足りた期間はありませんでした。素晴らしいスタッフと重役のみなさん、そして長年にわたり一緒に仕事をともにしてきた脚本家、監督、俳優の皆さんに心から感謝します。僕らは今後もクリエイティブな仕事でタッグを組み、友だちのままでいます。こんな関係を維持したまま、事業にピリオドを打てることをとても幸せに思います」。
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