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“最強の雀士”ベッキーが魅せる圧巻のイカサマ技!「麻雀放浪記2020」特別映像公開

2019年3月30日 10:00

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かつて加賀まりこが演じた人気 キャラクター・八代ゆき
かつて加賀まりこが演じた人気 キャラクター・八代ゆき
(C)2019「麻雀放浪記2020」製作委員会

[映画.com ニュース] 俳優・斎藤工白石和彌監督(「凶悪」「孤狼の血」)がタッグを組む映画「麻雀放浪記2020」の本編映像が公開された。映像では、最強の雀士を演じるベッキーが華麗な手さばきを披露している。

原作は、阿佐田哲也氏の累計発行部数250万部を超えるベストセラー小説。過去にはイラストレーター・和田誠が監督を務めた「麻雀放浪記」(1984)が製作されており、同作を「生涯ベスト映画の1つ」と公言する斎藤の熱いラブコールによって、設定やキャラクターを大胆にアレンジし、約35年ぶりの再映画化が実現した。東京オリンピックが中止になった2020年、人口が減少し、労働はAI(人工知能)に取って代わられ、街には失業者と老人があふれていた。1945年の戦後からタイムスリップしてきたギャンブラー・坊や哲(斎藤)は驚愕の世界を前に、“麻雀”で死闘を繰り広げることになる。

ベッキーが扮する八代ゆきは、坊や哲が通う麻雀クラブ「オックス・クラブ」のママで、和田監督版では加賀まりこが演じた人気キャラクター。麻雀の経験がなく、本作で初めて麻雀牌に触れたというベッキーは、ベッドのそばに麻雀卓を設置し常に牌に触れる状況を作るなど、約1カ月半にわたり稽古を重ねた。猛特訓の結果、麻雀のイカサマ技「元禄積み」や「燕返し」を習得。圧巻の牌さばきで、最強の雀士役を妖艶に体現している。

特別映像では、ゆきが繰り出すイカサマ技「元禄積み」を活写。坊や哲に麻雀を教えこみながら、「イカサマとインチキは違う。イカサマは勝つための技。技を使ってでも、勝たなきゃいけない時が人にはある」という名言で、力強く人生を語る姿がおさめられている。

ベッキーは「監督からワンカットで元禄積みを撮りたいと伝えられ、『練習すれば何とかなるかなぁ』くらいに思ってしまったんですが、想像以上に大変でした。1人かくし芸大会でした」と裏話を明かし、「完璧ではないかもしれませんが、そのドキドキ感やライブ感も含め楽しんでいただけたら嬉しいです」とアピール。白石監督は「加賀まりこさんの美しさに少しでも近付こうという気持ちで撮影しました。ベッキーはプロになるのかって勢いで練習してくれました。麻雀の腕もプロ並みになってるはずです。もう一度ベッキーと麻雀打ちたいです」と絶賛した。

麻雀放浪記2020」は、4月5日から全国で公開。

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