トニ・コレット、チャーリー・カウフマン監督のスリラーに参加
2019年3月29日 11:00
[映画.com ニュース] 「マルコヴィッチの穴」「エターナル・サンシャイン」などの作品で知られるチャーリー・カウフマン監督の新作に、「ヘレディタリー 継承」のトニ・コレットと歌手・女優のジェシー・バックリー、デビッド・シューリス(「ハリー・ポッター」シリーズ)が主要キャストとして新たに加わったことがわかった。米バラエティが独占で報じている。
カウフマンが監督・脚本を務める本作は、作家イアン・リードが2016年に発表したデビュー小説「I'm Thinking of Ending Things(原題)」をNetflixで映画化する心理サスペンス。青年ジェイクは人里離れた農場で暮らす両親に恋人を紹介するため、彼女が内心別れを決意しているとも知らず張り切ってロードトリップに出かける。だが、ジェイクが予定とは違うルートを進んで彼女を置き去りにしてしまったことから、やがて2人は予想外の恐怖と直面し、精神的に追い詰められていくというストーリー。主人公のジェイク役を「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」「バイス」のジェシー・プレモンス、恋人役をバックリーが演じる。コレットとシューリスが演じる役どころについては、まだ明らかになっていない。
本作でカウフマンは脚本と監督に加え、アカデミー賞脚本賞を受賞した「エターナル・サンシャイン」や「脳内ニューヨーク」のプロデューサー、アンソニー・ブレグマンと再タッグを組み共同製作も務める。
全米でサプライズヒットを記録したホラー映画「ヘレディタリー 継承」で数々の映画賞にノミネートされたコレットの次回作は、ダニエル・クレイグ、クリス・エバンス、アナ・デ・アルマスら豪華キャストが結集するライアン・ジョンソン監督のミステリー「Knives Out(原題)」。トム・ハーディのテレビシリーズ初主演作として話題を呼んだ米FXの「TABOO タブー」でブレイクしたバックリーは、英BBCフィルムズ製作によるジュディ・ガーランドの伝記映画「ジュディ(原題)」のほか、ヒュー・ロフティング氏の児童書「ドリトル先生」シリーズを、ロバート・ダウニー・Jr.主演で実写映画化する「The Voyage of Doctor Dolittle(原題)」に出演が決まっている。
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