注目女優・南沙良、坂本欣弘監督作「もみの家」に主演!「希望と優しさをお伝えできたら」
2019年3月27日 04:00
本作の舞台となるのは、心に問題を抱えた若者を受け入れ共同生活を送る“もみの家”。悩みを抱え、不登校になってしまった16歳の主人公・本田彩花(ほんだ・あやか)の1年を描く。息苦しい時間を過ごしていた彩花が、周囲に暮らす人々との出会いや豊かな自然、日々を過ごすなかで感じ取った大切な“なにか”に突き動かされ、少しずつ自らの気持ちと向き合っていく。
全編富山ロケで描いた「真白の恋」の坂本欣弘監督がメガホンをとり、同作のほかに「わたしに××しなさい!」「鯉のはなシアター」に参加した北川亜矢子が脚本を担当。“もみの家”の経営者であり、大黒柱の佐藤泰利役を緒形直人、泰利の妻・恵役を田中美里が演じている。
初主演映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」での演技が高い評価を受け、第43回報知映画賞(新人賞)、第61回ブルーリボン賞(新人賞)を獲得した南。その後も第30回フジテレビヤングシナリオ大賞「ココア」でドラマデビュー、「21世紀の女の子」「居眠り磐音」「無限ファンデーション」に参加するなど、躍進著しい。南は、本作について「初めて脚本を読ませていただいたとき、その美しい風景がなんの苦労もなくイメージとして心の中に広がりました。私が演じる彩花はきっと何かを強制する空気を窮屈に感じていて、自分で自分にロープを巻いているんだな、と思いました」と語っている。
春夏秋冬それぞれの季節と人間模様が、1年を通して撮影された「もみの家」。「撮影の初めの頃は、ずっと出口のないトンネルを歩いている気分でした。お芝居ができる嬉しさと同時に、彩花に対して少し近親憎悪に似た感情が生まれて、足並みを合わせていくのが大変でした」と振り返りつつ「ですが1年を通し、自然に恵まれた環境の中、出会いと別れの眩しさや無数の刹那を強く感じ自分の中に取り込んでいくことで、自分も変化することがあると思えるようになりました。作品を通したくさんの希望と優しさをお伝えできたらいいなと思っています」とコメントを寄せている。
「もみの家」は、20年春に富山県で先行公開。その後、東京・新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
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