ギレルモ・デル・トロ&J・J・エイブラムス、「Zanbato」でタッグ
2019年3月24日 17:00
[映画.com ニュース]「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー賞4冠に輝いたメキシコの鬼才ギレルモ・デル・トロ監督が、米パラマウント・ピクチャーズとJ・J・エイブラムスの製作会社バッド・ロボットの共同製作による新作「Zanbato(原題)」で脚本・監督を務めることがわかった。米Colliderが独占で報じている。
超人的な戦闘能力を持つ少女が主人公ということを除き、現時点で詳細は一切不明だが、3月1日(現地時間)、デル・トロ監督は自身のツイッターで同作が「6年前から密かに温めていた企画だった」ことを告白。「まだ何も明かせないが、準備は着々と進行中」と期待をあおった。
常に多数の企画を抱えていることで知られるデル・トロは現在、脚本・監督・プロデューサーの3役を兼ねるNetflix製作のストップモーションアニメ「Pinocchio(原題)」の撮影準備に取りかかっているほか、スコット・クーパー(「クレイジー・ハート」「ブラック・スキャンダル」)がメガホンをとる米フォックス・サーチライトの新作「Antlers(原題)」と、アルビン・シュワルツの同名YA小説シリーズを米CBSフィルムズが映画化する「Scary Stories To Tell In The Dark(原題)」ではプロデューサーを務める。
一方でエイブラムス監督は現在、12月20日に公開を控える「スター・ウォーズ エピソード9(仮題)」のポストプロダクション中。加えて、「ゲット・アウト」のジョーダン・ピール監督が共同クリエイターを務める米HBOの新ドラマ「Lovecraft Country(原題)」では制作総指揮を手がけている。
当代きってのヒットメーカーとしてエンタメ界を牽引する2人が初タッグを組む「Zanbato(原題)」がはたしてどんな作品なのか、続報に注目が集まる。