アンナプルナ・ピクチャーズとプランBが新作スリラーを製作
2019年3月22日 12:00
[映画.com ニュース] アカデミー賞レースを賑わせた「バイス」「ビール・ストリートの恋人たち」を製作したアンナプルナ・ピクチャーズとブラッド・ピットのプランBが、ベストセラー小説「The Silent Patient(原題)」の映画化で再びタッグを組むことがわかった。
米ハリウッド・レポーターによれば、原作はアレックス・マイケライズのデビュー小説で、人気ファッションフォトグラファーの夫と、ロンドンの高級住宅街に暮らす有名画家アリシア・ベレンソンが主人公。ある夜、アリシアは仕事から帰宅した夫の顔に向かって、5発の銃弾を発砲する。以降、口をつぐみ動機など一切語らないアリシアは犯罪者病棟に送られ、心理療法士セオ・フェイバーが診察にあたるが、彼には事件解明以外にアリシアを診る個人的な別の動機があった、というスリラーのようだ。
アンナプルナとプランBは、2017年に3年間の共同製作の契約を結んでおり、本作のほかに作家・アーティストのミランダ・ジュライが監督する強盗映画(タイトル未定)の新作も抱えている。