のぞいてはいけない鏡が解き放たれ…「マローボーン家の掟」緊迫の本編映像公開
2019年3月22日 18:00

[映画.com ニュース]「ジュラシック・ワールド 炎の王国」で知られるJ・A・バヨナ監督が初めて製作総指揮を務めた「マローボーン家の掟」の本編映像が公開された。ある屋敷で暮らす4兄妹たちが恐怖に襲われるシーンを収めている。
海沿いの森のなかにひっそりとたたずむ屋敷に暮らすマローボーン家の4人兄妹は、心優しい母の死後、“5つのおきて”に従いながら、世間の目を逃れるように生きていた。忌まわしい過去を振り切り、屋敷で再出発を図る彼らだったが、凶悪殺人鬼である父親を殺害したことをきっかけに、4人の平穏が崩れ出す。
「はじまりへの旅」のジョージ・マッケイ、「サスペリア」のミア・ゴス、Netflixドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のチャーリー・ヒートン、子役のマシュー・スタッグが4兄妹を演じ、「スプリット」「ミスター・ガラス」のアニヤ・テイラー=ジョイが兄妹と心を通わせる重要なキャラクターに扮している。
公開された本編映像は、兄妹とボードゲームで遊んでいた末っ子のサム(マシュー・スタッグ)が、落としたサイコロを一人で拾いに行くシーン。階段の下に転がったサイコロを取りに行くには、おきての1つである“のぞいてはならない鏡”の前を通らなくてはならない。意を決してサイコロを拾い、戻ろうとしたサムの背後で鏡にかかった布が落ちる。すると、誰もいないはずの廊下の奥からギシギシと床がきしむ音が響き渡り、恐怖で震えるサムと、異変に気付き迫りくる“何か”の気配に怯える兄妹たちの切迫した表情が切り取られている。
メガホンをとったセルヒオ・G・サンチェス監督は「ギシギシときしみ、呼吸をしている家が絶対に必要だった」と、セットではなく本物の家を使用した撮影にこだわった。映像からも、古い床板が重たくきしむ音が不気味さをより一層引き立てていることがわかる。
「マローボーン家の掟」は4月12日から全国公開。
(C)2017 MARROWBONE, SLU; TELECINCO CINEMA, SAU; RUIDOS EN EL ATICO, AIE. All rights reserved.
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

モブランド
【日本よ、これが本物の“悪”だ】このエグさ、暴力性、美しさ…“史上最大ヒット作”、日本上陸
提供:JCOM株式会社

ファンタスティック4 ファースト・ステップ
【尋常でなく期待してる映画】人類滅亡…“命より大事な誰か”のためなら自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【死に方を教えてあげようか――】燃えるような痛みと感動に満ちた“あり得ないほど素晴らしい一作”
提供:東映