井上三太、武井宏之が「ブラック・クランズマン」を描く!コラボイラスト公開
2019年2月20日 12:00

[映画.com ニュース]第91回アカデミー賞で作品賞をはじめ6部門にノミネートした「ブラック・クランズマン」と漫画家・井上三太氏らがコラボしたイラストが披露された。
本作は、1979年に黒人刑事が過激な白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)に潜入捜査した実話をつづったノンフィクション小説を、「マルコムX」のスパイク・リー監督が映画化。
米コロラド州の警察署で当時初の黒人刑事として採用され、捜査に燃えるロン・ストールワース(ジョン・デビッド・ワシントン)は、新聞広告に掲載されていた過激な白人至上主義団体KKKのメンバー募集に応募してしまう。電話はロン、対面は白人刑事のフリップ・ジマーマン(アダム・ドライバー)が担当し、2人で1人の人物を演じながら、KKKの潜入捜査を進めていく。
公開されたイラストは「TOKYO TRIBE」で知られる井上氏、「シャーマンキング」で知られる漫画家・武井宏之氏、イラストレーターの川原瑞丸氏が描いた3枚。KKKの象徴である三角白頭巾も描かれ、それぞれ本作を独自のタッチで表現している。
作品を鑑賞した井上氏は「スパイク・リーが取り上げ続けた差別の問題がいまだになくならない現代。今こそ見るべき一本だと思います」、武井氏は「争っちゃえばどちらも同じ!大切なのはユルさとユーモア。あとは大好きな70年代の音楽と風景。実はとっても平和な映画!」と感想を述べている。
「ブラック・クランズマン」は3月22日から全国公開。
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