ミンディ・カリング脚本、エマ・トンプソン主演の新作をアマゾンが獲得
2019年2月12日 12:00

[映画.com ニュース] 米アマゾン・スタジオが、サンダンス映画祭の話題作「Late Night(原題)」の米配給権を1300万ドルで獲得した。
エマ・トンプソンとミンディ・カリングが共演する本作は、視聴率が低迷する深夜トーク番組の司会者(トンプソン)が、テコ入れのため脚本家チームに初の女性(カリング)を抜てきしたことから起こる騒動を描いたコメディ。アメリカ版「The Office」や映画「オーシャンズ8」で知られるインド系アメリカ人女優のカリングが脚本を執筆した。カリングは2004年に「The Office」脚本チームに加わった際、番組で唯一の有色人種の女性だった経験をもとに本作を構想したという。
米バラエティによれば、当初はFOX2000が製作、「ゴーストバスターズ」「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」のポール・フェイグ監督がメガホンをとる予定だったが、カリングの妊娠やトンプソンの家族の病気などでクランクインが遅れた。結果、FOX2000は降り、30ウェストとフィルムネイションが製作。「シンプル・フェイバー」の撮影と重なったフェイグに代わり、アマゾンのドラマ「トランスペアレント」のニシャ・ガナトラが監督を務めた。
ちなみに、アマゾンは2017年にサンダンス映画祭で「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」の米配給権を1200万ドルで獲得した。同作は、人種の異なるカップルが結婚に向けて文化の違いによる障壁を乗り越えていく実話を描いたコメディで、アカデミー賞脚本賞(クメイル・ナンジアニ&エミリー・V・ゴードン)にノミネートされた。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント