Netflix「セックス・エデュケーション」、異例の早さでシーズン2に更新決定!
2019年2月5日 16:00
[映画.com ニュース] Netflixが、話題の新コメディドラマ「セックス・エデュケーション」をシーズン2へ更新することを決定した。米バラエティが伝えている。
Netflix初の英国産オリジナルドラマとなる本作は、セックスセラピストの母親をもつ高校生男子オーティスを主人公に描く物語。性に対してオープンな家庭に育つも、人付き合いが苦手で奥手なオーティスは、あることをきっかけに、童貞ながら豊富な知識を生かして性に悩む生徒たちを対象に秘密のセックス相談クリニックを学内に開設する。その誠実なセラピーが“顧客”たちの評判を呼び、たちまち一目置かれる存在になっていくさまがユーモアたっぷりに描かれる。
10代が持つ性の悩みをはじめ、同性愛や中絶、親子関係といったシリアスなテーマを巧みに織り交ぜ、従来のティーンコメディとは一線を画す内容が大きな反響を呼び、1月11日に配信がスタートするやいなや驚異的な視聴者数と高評価を獲得。Netflixによると、配信開始からわずか4週間で、世界累計視聴者数は4000万人に達する見込みだという。
シーズン2は全8話で、今春イギリスで撮影開始予定。主人公オーティスを演じるエイサ・バターフィールド(「ヒューゴの不思議な発明」「エンダーのゲーム」)、母親ジーン役のジリアン・アンダーソン(「X-ファイル」)をはじめ、オーティスにビジネスを持ちかける学校一クールな“バッドガール”メイヴ役のエマ・マッキー、オーティスの親友でゲイのエリック役を演じるンクーティ・ガトワ、校長の息子アダム役のコナー・スウィンデルズ、水泳の花形選手で生徒会長も務める人気者ジャクソン役のケダー・ウィリアムス=スターリングら、シーズン1の主要キャストがそろって続投する。
異例の早さでシーズン更新が決定したことを受け、制作を手がける英イレブン・フィルムズのベン・テイラー、ジェイミー・キャンベルと共同で制作総指揮を務めるクリエイターのローリー・ナンが声明を発表。「世界中のこれほど多くの人々が、私の頭のなかで生まれたアイデアとキャラクターに共感してくれたのは、信じられないほどエキサイティングなこと。貴重な時間を割いて『セックス・エデュケーション』を見てくれた視聴者の皆さん1人1人に心から感謝するとともに、この素晴らしい冒険の旅路を皆さんと引き続き歩んで行くのが待ちきれません」と語っている。