「そらのレストラン」北海道撮影で劇団結成!? 大泉洋&本上まなみは客演
2019年1月17日 20:30
[映画.com ニュース] 豊かな食材がつなぐ人々のきずなを描いた北海道シリーズ第3弾「そらのレストラン」のプレミアムイベントが1月17日、東京のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、主演の大泉洋、共演した本上まなみ、マキタスポーツ、高橋努、石崎ひゅーい、メガホンをとった深川栄洋監督が登壇した。
北海道・せたな町の海が見える牧場を舞台に、チーズ工房を営む亘理(大泉)が、大切な家族や仲間とともに1日限りのレストラン開店を目指す物語を描く。この日はストーリーにちなみ、大泉、マキタスポーツ、高橋、石崎がギャルソン衣装で登場し、「『そらのレストラン』プレオープンにようこそ!」と声をそろえた。挨拶の号令をかけた大泉は、声掛けが1拍遅れた理由について「あれだけ練習したのに、ここに立った瞬間に全部忘れてて!」と告白し、冒頭から会場を沸かせた。
この日は来場がかなわなかった共演の岡田将生からのビデオレターも。「どうして(岡田くんは)いないんだ!」と叫ぶ大泉を見透かしていたかのように、岡田は「たぶん大泉洋さんが文句言ってるんでしょうが、それを聞かなかったことにして……。ご来場の皆さん、映画を見た後はおなかが空くと思うので、美味しいものを食べに行ってください」としっかり作品をアピールした。
さらに、岡田のメッセージの中に登場した「劇団八雲」という言葉に関して、大泉は「撮影の時は全員が同じホテルには泊まれなかったから、せたな町の隣にある八雲町に泊まった人がいて。それが、マキタさん、努くん、ひゅーいくん、将生だったんですよ」と説明。さらに、「八雲町が撮影現場から片道1時間も離れていて、現場へのインが早くてやることがないから、八雲町に泊まったメンバーは台本の読み合わせをしていて。それが、私たちには劇団にしか見えなくて、『劇団八雲』と命名しました。ホテルが近かった僕と本上さんは客演」と事情を明かした。マキタスポーツは「北海道の隣町をなめちゃいけない」と苦笑いを浮かべ、高橋は「本当の撮影のシーンが終わっても、『劇団』の芝居が始まるから休憩がなかった」と振り返り、キャスト陣の仲の良さをにじませた。
イベント終盤には、主題歌を手がけた「スカート」の澤部渡がサプライズで登場し、書き下ろし主題歌「君がいるなら」を弾き語りで生披露。歌唱を聞き終わった大泉は、「改めていい歌ですね、心が洗われました」と感激した様子。「この曲が書けたのは、この映画があったからです」と感謝を述べる澤部に、大泉は「じゃあ、僕のおかげってところもあるんですか?」とドヤ顔で迫り、マキタスポーツが「ものすごい我が強い! 欲張っちゃダメ!」とすかさずつっこみ、会場は笑いに包まれていた。
「そらのレストラン」は、1月25日から全国で公開。
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