「女王陛下のお気に入り」は“異例”の時代劇!レイチェル・ワイズのインタビュー映像公開
2019年1月17日 20:00

日本のファンへメッセージも送った
(C)2018 Twentieth Century Fox
[拡大画像]
[映画.com ニュース] 「ロブスター」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」などのヨルゴス・ランティモス監督最新作「女王陛下のお気に入り」に出演するレイチェル・ワイズのインタビュー映像が公開された。
本作は、18世紀のイングランド王室を舞台に、女王と彼女に仕える2人の女性の入り乱れる愛憎を描く。アン女王役を熱演し第76回ゴールデングローブ賞の主演女優賞(コメディ/ミュージカル)を受賞したオリビア・コールマンのほか、アン女王の幼なじみで絶大な権力を握るレディ・サラにワイズ、サラの従妹にあたりアン女王の侍女として仕えることになるアビゲイルにエマ・ストーンが扮している。
コールマン、ストーンとの共演について、ワイズは「刺激的だった」と振り返る。「3人の登場人物にはとても個人的で時に性的な関係がある。同時に巨大な権力の座をめぐり張り合ってもいるの。夫や恋人の奪い合いだけでなく、国家を統治し軍隊を動かせる地位を得ようと競っている。だから、とても重大な政治的駆け引きなの」と関係性を解説する。
さらに、「この作品における歴史とアン女王の描き方は、イギリス映画では珍しい。ある種の不遜さがあって古くさい時代劇とは違うの」と本作の魅力を語り、「滑稽で不条理でバカげていて悲劇的でもある、とても不遜なエネルギーがあって、パンク映画と呼ぶ人もいる。混沌としているところが時代劇では異例だからよ。不敬なのよ。でも敬意もある」とアピールする。
最後に、日本のファンへ向けて「早く日本を再訪したいわ」とメッセージを送り、「何度か訪れたけれど、最近は行ってなくてね。特に大阪が好きよ。彩り豊かな街で気に入っている」と語った。
「女王陛下のお気に入り」は2月15日から全国公開。
関連ニュース
- 「女王陛下のお気に入り」レイチェル・ワイズのインタビュー映像
- GG賞作品賞は「グリーンブック」&「ボヘミアン・ラプソディ」 (2019年1月7日)
- 英国アカデミー賞「女王陛下のお気に入り」が最多12ノミネート (2019年1月11日)
- 英国インディペンデント映画賞は「女王陛下のお気に入り」圧勝 (2018年12月3日)
- GG賞受賞のオリビア・コールマン、「女王陛下のお気に入り」は無礼で滑稽で下品! (2019年1月8日)
- 米映画編集協会が選ぶACEエディ賞に「ボヘミアン・ラプソディ」「女王陛下のお気に入り」 (2019年2月6日)
- 米美術監督組合賞は「女王陛下のお気に入り」「ブラックパンサー」「クレイジー・リッチ!」 (2019年2月6日)
- ジェニファー・ローレンスが婚約 (2019年2月7日)
関連DVD・ブルーレイ情報
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |

ニュースメール
前日に配信された全てのニュースヘッドラインを、一日一回メールでお知らせします。
Google FeedBurnerのサービスを利用しています。配信停止はメール最下部の「unsubscribe now」から行ってください。