恒松祐里、香取慎吾×白石和彌監督「凪待ち」ヒロインに抜てき!
2019年1月12日 05:00

[映画.com ニュース] 女優の恒松祐里が、香取慎吾と白石和彌監督が初タッグを組んだ映画「凪待ち」のヒロインを務めることがわかった。
本作で描かれるのは「喪失と再生」をテーマに掲げた重厚な人間ドラマ。主演の香取が扮するのは、パートナーの女性とその娘とともに宮城県石巻市で再出発しようとする男・郁男。平穏に見えた3人の暮らしが、小さな綻びが積み重なることによって、やがて取り返しのつかない事態を招いてしまう。
「くちびるに歌を」「散歩する侵略者」といった話題作に出演し、今泉力哉監督作「アイネクライネナハトムジーク」(今秋公開)も控える恒松。本作では、郁男とともに暮らすパートナーの娘・美波を演じている。「初めて脚本を読んだ時、ずっと少し寂しくて苦しくて深い海底の暗闇の中を行き場もなく彷徨っているような作品だなと思いました」と語った恒松。「でも最後の方で微かに一筋の光が見えたように感じました。撮影中は私の役にとって辛い事ばかり起きましたが、その光を求めてがむしゃらに頑張りました。白石和彌監督はそんな私のお芝居をどんな時も優しく見守って下さりました」と現場での日々を振り返っている。
そして、初共演となった香取に対して「小さい頃から拝見していた方でしたので、お会いする時までドキドキしていたのですが、とても優しく誰に対しても同じ目線で温かく接して下さる方だったので、直ぐに役の関係性のように慕わせて頂く事が出来ました。香取さんの大きな背中があったから美波として生きられた気がします」と感謝しきり。「素敵な方々と出会い、お仕事をする事が出来て本当に光栄でした。作品の中で私が感じた光を皆さんにも感じて頂けたらと思います。公開を楽しみにしていて下さい!」とコメントを寄せている。
「凪待ち」は、19年内公開。
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