ジョン・ウォーターズ監督が選ぶ2018年の映画ベスト10
2019年1月1日 10:00

[映画.com ニュース] 「ピンク・フラミンゴ」や「ヘアスプレー」などで知られるカルト作家のジョン・ウォーターズ監督が、2018年の映画ベストテンを米Artformに発表した。
トップに選んだのは、フランスのブリュノ・デュモン監督の「ジャネット、ジャンヌ・ダルクの幼年期」で、「今年最高の映画」と絶賛。 ただし、「きっとこの映画を憎むことになる」との警告を沿えているのが、ウォーターズ監督らしい。
2位はバリー・キオガン(「ダンケルク」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」)やエバン・ピータースら若手俳優が共演した犯罪スリラー「アメリカン・アニマルズ」で、「青年グループの狂気は、とても美しい」と評している。3位は歌手のニコの伝記映画「ニコ 1988」で「小規模で、悲しく、恐れ知らずの伝記映画」としている。
映画評論家が選ぶ年間ベスト10とは一線を画す、まさにウォーターズ監督らしいセレクションとなっている。
ジョン・ウォーターズ監督が選ぶ2018年の映画ベストテンは以下の通り。
2 「アメリカン・アニマルズ(原題)」(バート・レイトン監督)
3 「Nico, 1988 (原題)」(スザンナ・ニッキャレッリ監督)
4 「Mom and Dad(原題)」(ブライアン・テイラー監督)
5 「Blindspotting(原題)」(カルロス・ロペス・エストラーダ監督)
6 「The Green Fog(原題)」(ガイ・マディン、エバン・ジョンソン、ガレン・ジョンソン監督)
7 「Custody(原題)」(グザビエ・ルグラン監督)
8 「Sollars Point (原題)」(マシュー・ポーターフィールド監督)
9 「Let It Fall: Los Angeles 1982-1992(原題)」 (ジョン・ライリー監督)
10 「Permanent Green Light(原題)」 (デニス・クーパー、ザック・ファーレイ監督)
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