リング上とは正反対!スタローン×ラングレンの和やか対談映像公開
2018年12月27日 10:00

[映画.com ニュース] 「ロッキー」シリーズを新たな物語として復活させた「クリード チャンプを継ぐ男」の続編「クリード 炎の宿敵」の特別映像が公開された。出演者のシルベスター・スタローンとドルフ・ラングレンの対談模様を収めており、「ロッキー4 炎の友情」の裏話も語っている。
ロッキー(スタローン)の指導のもと、世界王者に上り詰めたアポロ(カール・ウェザース)の息子アドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)。本作では「ロッキー4 炎の友情」でアポロを葬ったイワン・ドラゴ(ラングレン)の息子ヴィクター(フロリアン・“ビッグ・ナスティ”・ムンテアヌ)が登場し、アドニスが因縁の対決に挑む。11月21日から全米3441館で封切られ、全世界興収は1億3100万ドルを突破した(Box Office Mojo調べ)。
特別映像は、本作で33年ぶりに相まみえたロッキーとドラゴの緊張感のあるシーンの後、劇中の緊迫感とは違い、リラックスしたスタローンとラングレンの対談を収めている。
ラングレンは、9カ月に及ぶオーディションを経て、5000人の候補者から「ロッキー4 炎の友情」のドラゴ役に抜てきされた。ロシア代表のボクサーという役どころだが自身はスウェーデン出身であり、ラングレンが「スウェーデン人の僕を見つけた方法は?」とスタローンに尋ねると、「本当に難しかった。この怪物にはロシア人を想定していたからね。権力の厚い壁があった。そこに突然、君が浮上してきた」と当時の時代背景を振り返る。
さらに、ラングレンが「演技コーチを通して写真を送った。それを見たの?」とオーディションについて詳しく聞くと、スタローンは「見てこう言った。『みんな彼を嫌うだろう。彼は完璧すぎる』とね。198センチで欠点なし、弱点なし」と、完全無欠の強敵という役柄がはまり役だったことを明かし、ラングレンは照れ笑いを浮かべる。
また、スタローンはロッキーとドラゴのファイトスタイルについて「完全に対照的だ。だから奇跡が起こる」と分析。続けて「クリード 炎の宿敵」からアドニスとヴィクターの映像が映し出されるなか、スタローンは「でも今作はそれと同等かそれ以上の出来だよ」と本作での因縁の対決に太鼓判を押している。
「クリード 炎の宿敵」は、2019年1月11日から全国公開。
(C)2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
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