福山翔大が映画初主演を飾る青春ストーリー「JK☆ROCK」19年4月公開 山本涼介も共演
2018年12月15日 09:00
[映画.com ニュース] 若手俳優・福山翔大が映画初主演を飾る「JK☆ROCK」が2019年4月6日に公開されることが分かった。山本涼介をはじめ、小林亮太、熊谷魁人、西村まさ彦ら個性豊かな面々が顔をそろえている。
所属ロックバンド「JoKers」の解散をきっかけに、音楽を捨てくすぶっている主人公・海江田丈(福山)が、初心者女子高生バンドへの指導を通して音楽への情熱を取り戻していく物語。NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で知られる福山は、初主演の不安を抱えながらも、メガホンをとった六車俊治監督やスタッフ、共演陣に支えられたと語る。「影を抱えたキャラクター性をどう醸し出すか、ロックバンドをやっている真実味、そして、カリスマ性。この3つをテーマに演じました」と、役づくりへの思いを明かした。
福岡県発の地域ドラマ「You May Dream」でギター演奏を経験していた福山は、本作でも激しく頭を振るギターパフォーマンスや、アコースティックギターでの弾き語りを披露。音楽指導に当たった横川雄一氏は「歌については、本当に才能があり熱量を感じた。バンドのライブシーンでは、動きも含めてパフォーマンスが上手く、本物のカッコいいバンドのボーカルのようだった」と絶賛しており、会場にいるかのような臨場感あふれるライブシーンに注目だ。
さらに、「仮面ライダースペクター」でブレイクした山本が、バンド内で2人の「JOE」として丈と人気を二分し、解散後アメリカデビューを果たした香月丞を演じる。そのほか「仮面ライダーアマゾンズ」の小林、舞台を中心に活躍する熊谷がバンドメンバーに扮し、西村がお調子者のロックカフェ店長・照雄役を務める。主題歌は、劇中で丈が指導し、実際にデビューを果たした現役女子高生バンド「DROP DOLL」の「シークレットボイス」に決定した。
「JK☆ROCK」は、高島礼子、本田博太郎、橋本マナミ、若旦那(「湘南乃風」)も出演。19年4月6日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開される。