西島秀俊×佐々木蔵之介「空母いぶき」に本田翼、中井貴一、斉藤由貴ら参戦!
2018年12月13日 10:00
[映画.com ニュース]かわぐちかいじ氏原作の漫画を西島秀俊と佐々木蔵之介の共演で実写映画化する「空母いぶき」の第3弾キャストが発表された。ヒロインを本田翼が務め、中井貴一、斉藤由貴、小倉久寛、片桐仁、深川麻衣、土村芳らが共演。それぞれ映画オリジナルキャラクターを演じる。
原作は、2014年から「ビッグコミック」(小学館刊)で連載され、累計400万部を突破した人気作。舞台は、世界が再び空母の時代へと突入した20XX年の日本。最南端沖で国籍不明の軍事勢力が突然発砲し、日本の領土の一部が占領され、海保隊員が拘束された。政府は初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心とする護衛隊群を現場に向かわせる。いぶきの艦長である秋津竜太を西島、副長の新波歳也を佐々木が演じ、佐藤浩市、玉木宏、市原隼人らの出演が発表されていた。
本田が演じるのは、空母いぶきに乗り込む唯一の女性であり、国家の危機に直面しながらも果敢に立ち向かおうとするネットニュースの記者・本多裕子。「ジャーナリストとしてどんな行動をとって、どんな決断をするのか、一つひとつ考えながら真摯に向き合い丁寧に演じることを心がけました」と振り返り、「私と同様に戦争を知らない世代の方々が、少しでも平和を考えるきっかけとなる作品となればと思います」と願いを込めた。
部下である裕子の安否を気遣いながらも、その仕事に信頼を寄せる上司・晒谷桂子を演じる斉藤は「このような、『スペクタクル映画』に出演させていただくことは私にはなかなかないことでしたので、参加させていただきとても光栄です」と出演を喜んでいる。
裕子と共に“空母いぶき”に乗艦する大手新聞のベテラン記者・田中俊一を小倉、裕子の先輩ディレクター・藤堂一馬を片桐、アシスタント・吉岡真奈を土村が演じる。
劇中では、沖ノ鳥島の西方400キロ海域で壮絶な戦闘が繰り広げられる一方、変わらぬ日常が続く都内コンビニの模様も描かれる。クリスマス商戦で忙しい店長・中野啓一を中井が演じ、毎シーズン販売するさまざまなお菓子の入った長靴が、この物語のキーになるという。コンビニ店員を深川が演じ、中井との掛け合いにも注目が集まる。
「空母いぶき」は、2019年に全国公開予定。