K・ナイトレイ吹替オーディション勝ち抜いた坂本真綾、ラン・ランのピアノ生演奏に恍惚
2018年11月21日 15:00

[映画.com ニュース] ウォルト・ディズニーの最新作「くるみ割り人形と秘密の王国」の公開記念ミュージックイベントが11月21日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、本作のピアノ演奏を担当したピアニストのラン・ランと、日本語吹き替え版の声優を務めた坂本真綾が参加した。
ドイツの童話をモチーフに、バレエや音楽など様々な形で愛されてきた「くるみ割り人形」を実写映画化。クリスマスイブの夜、母を亡くし心を閉ざした少女クララは、“花の国”“雪の国”“お菓子の国”“第4の国”からなる「4つの王国」に迷い込む。そこでプリンセスと呼ばれ戸惑うクララは、くるみ割り人形に導かれ、第4の国の反乱により危機を迎えた王国の戦いに巻き込まれていく。
キーラ・ナイトレイが演じるお菓子の国の統治者シュガー・プラムの声を担当した坂本は、「お菓子の国は飴細工や綿菓子みたいで、美味しそうって思えるセットや衣装でした。(プラムの)髪は綿菓子っていう話もあって」と、キャラクターを説明。オーディションを勝ち抜いた坂本は、「キーラは(『くるみ割り人形』の中の)『金平糖の精の踊り』を聞いて、役づくりされたみたいです。キーラが作ったイメージに沿うように、私にしては高い声で演じました」とこだわりを明かした。
この日は、ラン・ランが「くるみ割り人形スペシャルメドレー」をピアノで生披露。前日にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との演奏会を終えたランが映画館で演奏するという、贅沢な空間となった。美しい旋律に聞き惚れていた坂本は「イメージがどんどんふくらんで、ファンタジーの世界の入り口がすぐそこにあるような、魔法みたいな音楽でした」とうっとりした様子。ラン・ランは「作品に関わることができて、本当に光栄です。クラシック音楽は誰でも楽しめるということを感じていただけると思います。ホリデイシーズンに家族そろって楽しめる、あたたかくハッピーで、冒険心に満ちていて、子ども心くすぐるような映画になりました」と、力強くアピールした。
映画の見どころを問われたラン・ランは「叙情的なチャイコフスキーの音楽に、ジェームズ・ニュートン・ハワードの新しいテーマが織り込まれ、怖さが加わっています。この全く違う2つのアプローチの橋渡しをしているのがこの映画じゃないでしょうか」と熱弁。また、日本のアニメーション映画を日本語で見るのが好きだといい、「坂本さんの声を聞くのを楽しみにしていました」と笑顔で伝え、坂本を照れさせていた。
「くるみ割り人形と秘密の王国」は、11月30日から全国で公開される。
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