ハーレイ・クイン映画カサンドラ・カイン役に新星エラ・ジェイ・ボスコが交渉中
2018年11月21日 14:00
[映画.com ニュース] 米ワーナー・ブラザースが製作するDC映画「スーサイド・スクワッド」の人気キャラクター、ハーレイ・クインを主人公したスピンオフ「Birds of Prey(原題)」に、カサンドラ・カイン役として新星エラ・ジェイ・ボスコが出演交渉中であることがわかった。米バラエティなどが報じている。
「スーサイド・スクワッド」に続き、ハーレイ・クイン役をマーゴット・ロビーが演じるほか、マフィアの娘で両親を殺害されたことにより自警団となるハントレス役にメアリー・エリザベス・ウィンステッド、口から超音波を発するストリートファイター、ブラックカナリー役にジャーニー・スモレット=ベル、レズビアンの女性刑事レネ・モントーヤ役にロージー・ペレス、ゴッサムシティを牛耳るギャングのボスである悪役ブラックマスク役にユアン・マクレガーが決定している。本作では、ブラックマスクのダイアモンドを見つけてしまったカサンドラ・カインを守るため、ハーレイ・クイン、ハントレス、ブラックカナリーがチームを組むさまが描かれるという。
ボスコが交渉中のカサンドラ・カインは、アジア系女性で、原作コミックスでのちに3代目バットガールとなる重要キャラクター。暗殺者デビッド・カインとレディ・シバの娘として生まれ、世界最強の暗殺者になるよう育てられるものの、最終的にはバットマンことブルース・ウェインの仲間に加わるヒーローだ。すでに製作が発表されているワーナー・ブラザースの新作映画「バットガール(原題)」が、本作と関わりを持つかは明かされていない。
ボスコはこれまで、ドラマシリーズの「グレイズ・アナトミー」や「Veep ヴィープ」などにゲスト出演。カサンドラ・カイン役に決定すれば、ボスコにとって初の大役への抜てきとなる。
「Birds of Prey(原題)」は、ロビーが自身の製作会社ラッキー・チャップ・エンタテイメントを通じてプロデューサーを兼ね、「アンフォゲッタブル」のクリスティーナ・ハドソンが脚本を執筆。キャシー・ヤン監督がメガホンをとる。2020年2月7日(現地時間)に全米公開される。