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「ヴェノム」裏側映像公開!世界観構築した“スペシャリスト”がこだわり明かす

2018年11月3日 13:00

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「ヴェノム」迫力ある世界観の裏側を紹介
「ヴェノム」迫力ある世界観の裏側を紹介
(C)&TM 2018 MARVEL

[映画.com ニュース] スパイダーマンの宿敵である人気キャラクターの単独映画「ヴェノム」(公開中)の特別映像が公開された。迫力あるアクションシーンなどの本編映像と共に、スタッフ、キャストが撮影の裏側を語っている。

正義感あふれる記者エディ・ブロックは、人体実験をしているとうわさのライフ財団の研究施設に潜入し、凶悪な地球外生命体シンビオート「ヴェノム」に寄生されてしまう。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「ダンケルク」のトム・ハーディがエディ役で主演し、「グレイテスト・ショーマン」のミシェル・ウィリアムズ、「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のリズ・アーメッドらが共演した。全米では10月公開作品として歴代最高のオープニング成績を記録し、全世界興行収入が公開4週目にして5億ドルを突破した。

本作が主に撮影されたのは、米・アトランタのスタジオ。エディの恋人アン・ウェインを演じるウィリアムズは「アトランタでの撮影は大好き。クルーも最高だし、セットも美しいわ」と微笑み、ライフ財団を立ち上げたカールトン・ドレイク役のアーメッドも「結束が強いしとにかくスケールが大きい」と撮影の模様を明かす。

これまで「ゾンビランド」「L.A. ギャング ストーリー」などを手がけ、本作のメガホンをとったルーベン・フライシャー監督は、撮影監督を務めたマシュー・リバティーク(『アイアンマン2』『ブラックスワン』)と、本作を80年代のジョン・カーペンター監督によるホラー映画に近づけたいと話をしていたと言う。そのために集められたスペシャリストの一人が、これまで「スパイダーマン ホームカミング」「スーサイド・スクワッド」などの美術を手がけたオリバー・スコールだ。

スコールは映像内で「研究室のセットは最大級の規模だ。屋内シーンの撮影は、がん協会の建物を使い、ライフ財団の雰囲気を出した」とこだわりを明かす。フライシャー監督は「オリバー・スコールの手にかかれば別世界が現れる」と信頼を寄せ、「このライフ財団のセットは、おそらく彼の最高傑作じゃないかな。僕にとって重要だったのは、六角形の小部屋を作ることだった。というのもライフ財団のロゴが六角形なんだ。それを、オリバー(・スコール)は僕が想像すらできなかったほど、クールな形で実現させてくれたんだ」と賛辞を送る。スタッフらへの感謝を込めつつ「優秀な人材がそろっていて、世界中の街を再現できる。スクリーンで不可能なことはない」と本作への手応えをにじませた。

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