ディカプリオ主演&スコセッシ監督の新作「Killers Of The Flower Moon」に決定
2018年10月29日 14:30
[映画.com ニュース] 巨匠マーティン・スコセッシ監督と人気俳優レオナルド・ディカプリオが、新作映画「Killers Of The Flower Moon(原題)」で再びタッグを組むことが正式決定したと、米Deadlineが報じている。
同作は、デイビッド・グランの同名犯罪ノンフィクション(邦訳「花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」)を映画化するもの。1920年代の米オクラホマ州で、先住民オーセージ族と関係者が不審死を遂げる連続殺人事件が発生する。のちにFBI長官となるJ・エドガー・フーバーが、テキサス・レンジャー出身の特別捜査官(ディカプリオ)に捜査を命じるというプロットで、石油利権と人種差別が絡みあう壮大な作品となりそうだ。
スコセッシ監督は、同企画に惹かれた理由を「デイビッド・グランの原作を読んだとき、キャラクターや舞台、アクションがすぐに見えました。これは映画にしなくてはいけないと悟ったのです」と説明。ロバート・デ・ニーロと9度目のタッグとなるギャング映画「ジ・アイリッシュマン」の完成後、今作に着手することになる。
脚本は「フォレスト・ガンプ 一期一会」や「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のエリック・ロスが既に執筆しており、「ゲティ家の身代金」のインペラティブ・エンタテインメントを製作を手がける。2019年夏のクランクインを予定。