矢口史靖監督×ミュージカル「ダンスウィズミー」撮了!主演・三吉彩花「成長させてもらった」
2018年10月17日 08:00

[映画.com ニュース] 矢口史靖監督がメガホンをとり、三吉彩花が主演するミュージカルコメディ映画「ダンスウィズミー」がこのほど、クランクアップを迎えた。また、今作にやしろ優、chay、三浦貴大、ムロツヨシ、宝田明という個性豊かな面々が出演していることがわかった。
「ウォーターボーイズ」「ハッピーフライト」などで知られる矢口監督の最新作。一流商社で働く鈴木静香は、ある日「音楽が流れると、歌って踊らずにいられない」という“ミュージカルスターの催眠”を掛けられてしまう。どんな音楽でも歌って踊ってしまう体になった静香は、術を解いてもらうため催眠術師のもとへ向かうが、そこは既にもぬけの殻。仕事もお金も失いながら、催眠術師を探して日本中を駆けめぐる。

主人公の静香を演じた三吉は、撮了に際し「歌とダンスとお芝居の3つをこなすことが大変でしたけど、すごく充実した時間を過ごし、成長させてもらいました」と述懐。「矢口組の現場は誰も怒る人がいなかったですし、楽しい雰囲気で、それは矢口監督の優しい人柄かと思います」と撮影現場の様子を伝えた。
お笑い芸人のやしろは、催眠術師のサクラとして働く斎藤千絵を演じる。最初はオーディション合格をドッキリだと思ったそうで、「今まで気付かなかった自分の力を監督が引き出してくださいました」と振り返った。シンガーソングライター、モデルとして活躍するchayは謎のストリートミュージシャン・山本洋子に扮し、本作で女優デビューを飾る。「三吉さん、やしろさんとは初日から仲良くなることができて、ご飯に行ったり、一緒に遊びに行ったり、大切な仲間ができました」と、キャスト同士の仲の良さをにじませた。

さらに、催眠術師の行方を追う興信所の調査員・渡辺義雄役を務めるムロは、「クランクインの日に私服で待っていたら、監督に『その服いいですね』と言われ、私服がラストシーンで衣装に採用されました」と裏話を明かした。そのほか三浦が静香の会社の先輩エリート社員・村上涼介に扮し、数多くのミュージカルで活躍し、映画で歌い踊るのは約54年振りになるという宝田が催眠術師・マーチン上田役を担う。
「ダンスウィズミー」は、2019年夏に全国で公開。
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