チワワちゃんが死んじゃった 門脇麦の主演映画、ビジュアル&映像初披露
2018年10月17日 08:00

[映画.com ニュース] 岡崎京子氏の人気漫画を門脇麦主演で映画化する「チワワちゃん」のティザービジュアルと特報映像が、このほど初披露された。ビジュアルは「チワワちゃんが死んじゃった」というショッキングなコピーとともに、青春に身を焦がす若者たちの姿を儚く切り取っている。
「ヘルタースケルター」「リバーズ・エッジ」などで知られる岡崎氏の青春漫画を、27歳の若き天才・二宮健監督のメガホンで実写化。東京で若さを謳歌する男女グループのマスコット的存在だった“チワワちゃん”が、ある日バラバラ遺体となって東京湾で発見される。残された仲間たちはチワワちゃんとの思い出を語り始めるが、判明したのは誰もが彼女の本名も境遇も本性も知らないまま、一緒にバカ騒ぎしたり、恋愛したり、セックスしたりしていたということだった。
キャストには門脇のほか、成田凌、寛一郎、玉城ティナ、村上虹郎、栗山千明、浅野忠信らが顔をそろえ、物語の中心となるチワワちゃん役には21歳の吉田志織が抜てきされた。ビジュアルは大学在学中からInstagramで人気を博し、女性ファッション誌に引っ張りだこの写真家Tammy Volpe氏が撮影を担当。笑顔の吉田が成田と絡みつく一方で、輝かしい青春に潜む虚脱感、そして破滅的だが甘美な空気を切り取っている。
特報は、若者たちが“今”を全力で駆け抜けるさまを映し出す。ある時は夜の町を疾走し、ある時はナイトプールでキスし、またある時は駐車場でボウリングに興じ騒ぎたてるが、彼らは誰一人として、チワワちゃんの本名すら知らない。エネルギッシュな映像とは裏腹に、「バラバラ殺人事件の被害者の身元が判明した。それが、私の知っているチワワちゃんのことだとは、最初思わなかった」というボイスオーバーが、ぽっかりと暗い影を落とす。
また主題歌には、熱視線が注がれる新世代のディスコ・パンクバンド「Have a Nice Day!」による「僕らの時代」に決定。以前、同バンドに短編の劇伴を依頼した二宮監督が声をかけたところ、「ぴったりな新曲がある」と逆オファーを受けた楽曲だ。二宮監督は「運命的なめぐり合わせだと思う。“息もできないほど~僕らの時代”という歌詞が、まさにこの映画そのものだし、いい意味で僕の想像を超えてきてくれた」といい、門脇も「まるで映画を見て歌詞を書かれたかのように、ぴったり合っていて驚きました」と明かしている。
「チワワちゃん」は、2019年1月18日から全国で公開。
(C)2019「チワワちゃん」製作委員会
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