香港国際映画祭「リバーズ・エッジ」上映に長蛇の列 若い観客の熱気ムンムン : 映画ニュース

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香港国際映画祭「リバーズ・エッジ」上映に長蛇の列 若い観客の熱気ムンムン

2018年4月5日 18:00

「リバーズ・エッジ」が上映された香港文化中心「リバーズ・エッジ」

「リバーズ・エッジ」が上映された香港文化中心
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[映画.com ニュース] 開催中の第42回香港国際映画祭で「リバーズ・エッジ」が上映された。会期中2度の上映があり、3月29日の2度目の上映では終了時間が終電間際というレイトショーにもかかわらず、会場となった香港文化中心(香港文化センター)に、開場を待つ映画ファンが長蛇の列を作った。

オペラやバレエ公演にも対応する1734席を擁する大劇院での上映で、1階席は20~30代と思われる若い観客でほぼ埋め尽くされていた。映画は1993年に雑誌「CUTiE」で連載されていた岡崎京子氏の同名漫画を、行定勲監督のメガホン、二階堂ふみ吉沢亮の出演で実写映画化したもの。2月に行われた第68回ベルリン映画祭パノラマ部門で国際批評家連盟賞を受賞している。バブル経済崩壊後の高校生の日常と虚無感や閉塞感を描いた作品ということもあり、日本の観客からはシリアスな感想が語られることが多い作品だが、この日の上映では、皮肉も交えた映像的な演出に大きな笑いが随所で起こるなど、日本の観客とは異なる反応も見られた。


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上映後は大きな拍手が響き渡り、行定監督が登壇したティーチンでは、多くの観客から質問が上がった。行定監督は「当時は社会に無関心で経済的に浮かれていたバブルが崩壊して、その翌年に阪神淡路大震災やオウム事件が起き、少年少女たちに生と死が迫ってきた時代だった。今総括しておきたいという思いでこの映画を作った」と作品の時代背景や、漫画を映画化するにあたっての新たな試み、俳優陣へ台本を与えずにインタビューを行ったことなど、独自のアプローチを解説した。その他観客からは、小道具として登場する牛乳の意味や、ラストカットのみビスタサイズになっている理由は?など、細かな設定や技術的な面に関しての問いも寄せられ、会場は香港の映画ファンの熱気が溢れていた。


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第42回香港国際映画祭では、「リバーズ・エッジ」のほか、オープニング作品に選ばれた日本・台湾合作映画「おもてなし」をはじめ、「近松物語」「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」「勝手にふるえてろ」 「あみこ」、原一男監督特集など、クラシック、ドキュメンタリー、旬の最新作など多くの日本映画が上映された。4月5日まで開催。

(映画.com速報)

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