おもてなし
劇場公開日:2018年3月3日
解説
田中麗奈と台湾出身のワン・ポーチエが主演を務める日本・台湾合作映画。5年前に亡くなった夫が遺した琵琶湖畔の旅館「明月館」を守る美津子と娘の梨花。経営不振の中、旅館を買収した台湾人実業家のチャールズが旅館再建のため息子のジャッキーを送り込んでくる。それぞれ断ち切れない過去へのわだかまりを抱く者たちが、旅館の再起をかけて「おもてなし教室」で修行を積むことに。文化、性別、歴史背景の違いが作用し、周囲を巻き込みながらそれぞれの人生が転換していく。田中が娘の梨花、ポーチエが息子のジャッキーを演じるほか、余貴美子、ヤン・リエ、木村多江、香川京子らが出演。監督は2013年に荒井由実「ひこうき雲」PVで撮影を担当したジェイ・チャン。
2017年製作/96分/G/日本・台湾合作
配給:松竹撮影所、ニチホランド
スタッフ・キャスト
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2019年7月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
琵琶湖畔の老舗旅館が経営難に陥り、女将の昔の恋人で台湾の実業家に買収される。
この実業家の息子(ワン・ポーチエ)が立て直しにやってきて、女将の娘(田中麗奈)とことごとく対立する。
日本のおもてなしがキーワードとなるが、香川京子は登場するだけで説得力がある。
2019年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
共演の藤井美菜は英語、韓国語が得意という才女だし、やっぱり国際派を目指すには外国語を学ばなきゃな~という、これもおもてなしの一つだろうか。物語はあまり抑揚もなく、木村多江による“おもてなし講座”を受ける面々。「京都ではお茶漬けを出されたら、帰れという意味どす」などと教えられたエピソードもさっぱり笑えないのが残念だった。喫茶店で昆布茶を出されたら「帰れ」という意味なのは知っていたが、お茶漬けは知らなかったよ・・・。
そんでもって“おもてなし”の基本が0123?バイトしたことあるのですが、靴下を替えるのもマニュアルにあるものの、ほとんどの人が替えてなかった気がする。プラスチック化粧棚を割ってしまったという思い出したくないことまで思い出してしまいました・・・。まぁ、体験しなくてもビデオマニュアルがあるから、それだけでも大丈夫かと思います。
旅館のおもてなしなんてのも、和倉温泉「加賀屋」のおもてなし研修を受ければ最高級の極意が学べると思います。
2018年3月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
おもてなしって…、そういう内容ではなかった気がする。台湾人の大富豪が絡む必然性が見えず、そもそも最後の最後まで琵琶湖畔とは気づかなかった…。
登場人物の感情的な絡みも、あまりなく、なんか、すごく中途半端感があった。
亡くなった大学の同級生が残した経営危機の旅館を買い取った台湾人社長の息子と、親父の残した旅館を守ろうと実家に帰った雇われ社長の娘の話。
合理主義が過ぎて転売を望む台湾人オーナーと何も考えずモンクばかりの雇われ社長という図式で、上手く行く訳ないし人間的に魅力を感じられない次世代達が、おもてなしを学ぶ中で変化して行くというストーリー。
何も生まず中途半端な上に未練たらたらな様相の恋愛要素は余計だし、心境が変化するのはわかるし流れとしては良いけれど、「1ヶ月共に過ごして」は違うんじゃないか?
それなりにはみられたけれど、締め方が急展開で強引な感じがしたし、人物描写の変化はほぼ無くてにこれから上手く行く様には感じられず残念。