マーベル女性ヒーローのギャラ事情
2018年10月15日 13:15

[映画.com ニュース] シリーズの人気キャラクター、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフを主人公にした単独映画「ブラック・ウィドウ(原題)」に主演するスカーレット・ヨハンソンが、マーベル映画出演女優として過去最高額となる1500万ドル(約16億円)の出演料を獲得したことが明らかになった。
米ハリウッド・レポーターが複数の関係者から入手した情報によると、ヨハンソンがマーベル映画6本に出演の末、ようやく勝ち取った1500万ドルという出演料は、クリス・エバンスとクリス・ヘムズワースがそれぞれの単独シリーズ直近作「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」と「マイティ・ソー バトルロイヤル」、ならびに「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」で得たのと同額だという。
「アイアンマン」(2008)でのロバート・ダウニー・Jr.が50万ドル、「マイティ・ソー」(11)でのヘムズワースはわずか15万ドルと、単独シリーズの1作目は主演俳優といえども高額の出演料を支払わないのがマーベルの慣例となっていた。だが、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」が世界累計興行収入20億ドルという爆発的なヒットを記録するなど、興行面で類をみない成功を収めてきた結果、その慣例に変化が現れつつある。
同紙によれば、「ブラックパンサー」で主演のチャドウィック・ボーズマンが受け取った出演料は推定200万ドル(約2億2000万円)、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初の女性ヒーローを主人公にした単独映画「キャプテン・マーベル(原題)」(19年3月8日全米公開予定)で主演を務めるオスカー女優ブリー・ラーソンに至っては、今後同作を含めた7本のマーベル作品に出演することを条件に、500万ドル(約5億6000万円)という高額ギャラを獲得したという。
この記事に対し、ラーソンは自身のTwitterで「マーベルと7本契約を結んだというのは嘘」と否定。一方のマーベルも、広報担当を通じ「記事に掲載の数字は正確さに欠けるもの。そもそも弊社のポリシーとして、出演料や契約内容を公開することは断じてない」という声明を発表することで、異議を唱えている。

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