「ボンド25」は「007」シリーズ常連脚本家が復帰
2018年9月21日 15:00
[映画.com ニュース] 「007」シリーズ最新作「ボンド25(仮題)」のメガホンを日系アメリカ人監督キャリー・ジョージ・フクナガがとると発表されたが、脚本に関しては「カジノ・ロワイヤル」から「スペクター」まで4作の脚本を手がけてきたベテラン、ニール・パービス&ロバート・ウェイドの脚本家コンビが復帰を果たすという。
「ボンド25」の脚本は当初、パービスとウェイドが前作に続き執筆する予定だったが、ボイル監督がお抱え脚本家ジョン・ホッジによる草稿を従え製作陣にプレゼンしたことで事態は急展開し、今年5月にボイルが正式に監督に就任した。しかし8月になり、クリエイティブ上の意見の相違を理由に、ボイル監督が自らの意思で降板を決断。製作を手がけるイオン・プロダクションズとMGMは、脚本を含めた仕切り直しを余儀なくされていた。
米バラエティが関係者から入手した話によれば、6代目ジェームズ・ボンド役としてデビューを飾った「カジノ・ロワイヤル」から全作品でタッグを組んで来たこともあり、主演のダニエル・クレイグが絶対的な信頼を寄せているパービスとウェイドのカムバックは当然の成り行きといえる。その一方、2人がボイル監督の起用以前に草稿を書き上げていたとは言え、新たにメガホンを託されるフクナガ監督の構想いかんによって、かなりの手直しが加えられることも視野に入れる必要がある。
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