中条あやみ&佐野勇斗「3D彼女」ロケ地の高校をサプライズ訪問!生徒440人とダンスも
2018年9月4日 13:00
[映画.com ニュース] 那波マオ氏の人気漫画を実写映画化した「3D彼女 リアルガール」のイベントが9月3日、栃木・佐野清澄高校で行われ、主演の中条あやみと共演の佐野勇斗が出席。今作のロケ地となった同校に2人がサプライズで登場すると、会場に集った全校生徒約440人はパニック状態に陥った。
英勉監督ら「ヒロイン失格」のスタッフ陣が再結集し、累計発行部数145万部を突破した同名漫画を実写化。2次元の世界を心の支えに生きる“つっつん”こと筒井光(佐野)は、ある日、プール掃除を一緒にやるハメになった超絶美少女・色葉(中条)と急接近し愛の告白を受ける。コミュニケーション能力ゼロのつっつんは「新手のいじめか?」と被害妄想にとりつかれるが、どうやら色葉は本気の模様。奔放な彼女に振り回されたり、嫉妬するイケメン男子・ミツヤ(清水尋也)からの嫌がらせなど初体験の連続に、つっつんのコミュ力はついに限界を突破してしまう。
この日は「撮影協力のお礼に、試写会を実施する」という名目でイベントを開催。生徒らが映画本編を鑑賞し、エンドロールが終わると、場内を感動の拍手が包み込んだ。そんななか、中条&佐野が突然登場。大歓声と黄色い声援が飛び交ったほか、涙を流す生徒の姿も見られた。
中条は「ちょうど1年前ぐらいに撮影をしたのですが、すごい懐かしいなあと思いながらさっき、学校のなかを歩いてきました」と、久々の“登校”に表情がほころぶ。佐野も「今『母校に帰ってきた!』みたいな気持ちになっています! 嬉しいです」と声を張り上げ、イベントを盛り上げた。
さらに校内での撮影を振り返った中条は、「個人的には色葉から、つっつんに告白をする最初のシーンが印象的です」といい、「そのシーンは初日に撮影したのですが、どんな映画になっていくんだろうとドキドキしていたことを、渡り廊下を歩いていて思い出しました。色葉とつっつんが生きていた場所だな~と、しみじみと思いました」と述べる。佐野は「僕は“2年B組”で撮影した、色葉の“壁ドン”シーンが印象的でした」と明かし、中条が「一発でOKでした」とつけ加えると、生徒たちから「可愛い~!」とうっとりとした声援が上がっていた。
また中条の提案により、西野カナによる今作主題歌「Bedtime Story」にあわせた“3D彼女ダンス”を、生徒たちとともに踊ることに。和やかなダンス披露の後、中条は「またこうして佐野清澄高校に戻って来れて、本当に嬉しいです!」と笑顔を弾けさせ、「声がかけたいけれど、まだ出来ていない同級生がいる人とか、そういう人には是非、この映画を見て頂いて、勇気を得て頂きたいです! 色葉やつっつんたち、そして友だちみたいに一歩踏み出して頂きたいです。新学期も頑張ってください!」とメッセージを託していた。
「3D彼女 リアルガール」は、ほか恒松祐里、上白石萌歌、ゆうたろうらが共演。9月14日全国で公開される。