小栗旬、「銀魂2」福田雄一監督の“涙”に動揺「マジで珍しい」「ボケじゃない」
2018年8月17日 19:00

[映画.com ニュース] 空知英秋氏の人気漫画を実写映画化した「銀魂2 掟は破るためにこそある」が8月17日、全国470スクリーンで公開初日を迎え、主演の小栗旬をはじめ共演の菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、三浦春馬、吉沢亮、勝地涼、戸塚純貴、佐藤二朗、堤真一、監督・脚本を兼ねた福田雄一が東京・丸の内ピカデリーでの舞台挨拶に出席した。
2017年夏に公開され、同年の実写邦画では第1位となる興行収入を叩き出した「銀魂」の続編。初日を迎え、小栗は「嬉しいです。やっと2を皆さんに見せられる日が来てよかった」と短く感慨を述べたが、福田監督は「この前、別の試写会でしゃべりすぎまして、小栗旬にしかられるというのがネットニュースになっちゃって。尋常じゃないくらい嫁に怒られた」と切り出した。
福田監督は「なおかつ昨日の夜、『たくさんお客さん入ってくれたらいいな』と話していたら、妻から『たくさんお客さんとかじゃねえだろ、おまえ! てめえみたいなクソ監督に、こんな素晴らしいキャストさんとスタッフさんが手伝ってくれて、やっと映画ができたんだろ。それに対する感謝だろ、馬鹿野郎』と言われた」とポツリ。続けて「若干、泣きました。ちょっと今も思い出して……」と目元を抑えると、小栗らは「おかしいな」「ボケじゃないじゃないですか」「マジで珍しい」と動揺を隠せない様子だった。
なおも福田監督は「今回(撮影から完成までが短期間だったため)無茶を言っちゃった。映画が出来上がって見てもらえると、昨日の夜、人知れず泣きました。コメディを作る人間は、顔で笑って、心で泣いてが鉄則。でも、初日を迎えられたことが嬉しすぎる」と感激の面持ちで、その涙に観客からは「おめでとう!」と拍手が送られた。しかし小栗は「すごくいい話だし、僕らも感動しなきゃいけないなと思うんですが。でも尺、使いすぎたな!」と長話に喝を入れ、一同は「また怒られた」と笑っていた。
また、菅田は「撮影中に、お亮(吉沢)に服を盗られました! 京都に入る前に買ったお気に入りのカーディガンを、『それ良いっすね』と。着て帰りやがった」と暴露。当の吉沢は「ちゃんと『ちょうだい』と言ったら、『いいよ』と言ったんだ、あの人は!」と反論し、演じた沖田総悟の決めゼリフを求められると、「良いメス豚がいるじゃねえか」と言い放った。場内のファンが熱狂的な声援をあげたものの、「決めゼリフが『死んじまいな』と『良いメス豚』って、改めてクズですね」と苦笑いを浮かべていた。
その後、柳楽がバンダナを巻いて“トッシー”に変身したほか、佐藤が「次回作があれば(橋本扮する)神楽役をやりたい。橋本環奈とは違った、色気がある神楽をね」と野望を語るなど、壇上はカオスに。タイトルにちなみ「最も掟破りだったキャストは?」と質問された福田監督は、「小栗くんじゃないかな。床屋の途中から、テンションがおかしなことになっている。急に中尾彬が入ったりするし、そうやってくれと、僕、一言も言ってないですから」と明かし、小栗は「今回は本当に、楽しかったですね」「皆さんがいろんなところで、『1よりも2が面白かったよ』なんつってくれると、3ができたりするかもしれない」と続編を期待していた。
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