イ・ビョンホン、サバン症候群の弟と心通わす主演最新作ポスター公開
2018年8月14日 10:00

[映画.com ニュース] イ・ビョンホン主演で、家族のきずなを描く感動作「それだけが、僕の世界」の公開日が12月28日に決定し、ポスタービジュアルと場面写真が披露された。
かつて東洋チャンピオンにまで登りつめたが、現在は見る影もなく落ちぶれた生活を送る元ボクサーのチョハ(イ)。ある日、幼い頃に自分を捨てた母親(ユン・ヨジョン)に偶然再会し、サバン症候群の弟ジンテ(パク・ジョンミン)の存在を初めて聞かされる。天才的なピアノの才能を持つジンテが著名なコンテストに出られるように世話をしてほしい、という母の頼みを聞き入れたチョハは、境遇も性格も全く違う弟との交流を通して、徐々に本当の家族になっていく姿を描く。
母に捨てられ、己の拳だけを信じ孤独に生きてきた元プロボクサーの兄を、「マグニフィセント・セブン」「MASTER マスター」など国際的に活躍するイが演じる。天才的なピアノの腕を持つサバン症候群の弟という難役に挑むのは、韓国映画界の注目株パク。「ハウスメイド」など出演作が後を絶たない実力派女優ユンは、重い過去を持ちながらも兄弟に惜しみない愛情を注ぐ母親に扮する。
ポスターは、「初めて会った兄さんは、僕に夢見ることを教えてくれた」と2人の明るい未来を予感させるような言葉に、チョハとジンテが笑顔で寄り添う姿が写し出された、あたたかなビジュアルとなっている。また場面写真では、2人がゲームをしているほほ笑ましい様子や、どこか切なげに空を見上げるチョハなどが切り取られている。撮影3カ月前から猛特訓し、吹き替えなしで高度なクラシック曲の数々を演奏したというパクが、真剣な表情でピアノを演奏する様子も確認できる。
「それだけが、僕の世界」は、12月28日から東京・TOHOシネマズ シャンテほかで公開。
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