成田凌「ビブリア古書堂の事件手帖」に出演!黒木華&野村周平と三角関係へ
2018年8月10日 07:00
[映画.com ニュース] 若手注目俳優の成田凌が、黒木華と野村周平が主演する映画「ビブリア古書堂の事件手帖」に出演していることがわかった。漫画専門のネット販売を行う青年・稲垣に扮し、主役の栞子(黒木)&大輔(野村)と恋の三角関係を繰り広げる。
三上延氏による、累計発行部数640万部超の人気小説シリーズが原作。鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」の女店主・栞子と、店を手伝う大輔が、古書をめぐる謎や秘密を解き明かしていく姿を描いた。「幼な子われらに生まれ」などの三島有紀子監督がメガホンをとった映画では、夏目漱石著「それから」のサイン本と、太宰治著「晩年」の希少本を軸に、栞子(黒木)と大輔(野村)が謎を解く“現代パート”、そして大輔の祖母・絹子(夏帆)と小説家志望の青年・嘉雄(東出昌大)による禁断の恋を紡ぐ“過去パート”が交錯し、ある真実が明らかになっていく。
そのなかで「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」をはじめ、「ここは退屈迎えに来て」などに次々と出演する成田が稲垣に扮した。古書の交換会で栞子と出会い、次第に本好き同士の心を通わせていく役どころ。一方で、2人の関係を嫉妬交じりに見守る大輔は、自分が栞子に思いを寄せていることに気がつく。
三島監督は稲垣のイメージとして、ある2人の人物を挙げ、成田に注文をつけたという。20世紀の詩人・中原中也と、英アシッド・ジャズアーティスト「ジャミロクワイ」のフロントマン、ジェイ・ケイだ。飄々(ひょうひょう)としながらも紳士的、そして優しさと余裕を併せ持つ“大人のモテ男”を体現した成田は、共演陣の印象を「黒木さんは、ご本人がお持ちの雰囲気に加えて、男前でかっこよく、力強さを持っている方。周平は、あんな俳優見たことないですね。彼とは同い年ですが、誰に対してもフラットで、いるだけで現場がすごく明るくなるし、愛おしいやつです」と語っている。
「ビブリア古書堂の事件手帖」は、11月1日から全国公開。