「ここじゃないどこか」への憧れが弾ける橋本愛×門脇麦×成田凌「ここは退屈迎えに来て」場面写真披露
2018年8月5日 16:00

[映画.com ニュース] 「アズミ・ハルコは行方不明」などで知られる山内マリコ氏のデビュー小説を、橋本愛、門脇麦、成田凌らの共演により映画化する「ここは退屈迎えに来て」の場面写真が公開された。誰もが「見覚えがある」と共感せずにはいられない、退屈な日常へのもどかしさ、「ここじゃないどこか」を求める狂おしさに満ちた内容となっている。
本作は、地方都市で退屈な日々を送る女性2人が、高校時代からの憧れの的だった男性を思慕しながら居場所を求め、怠惰と諦めの中でもがく姿を描く。「余命一カ月の花嫁」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」など次々と話題作を手掛ける廣木隆一監督を迎え、「告白」「桐島、部活やめるってよ」の橋本、「愛の渦」「二重生活」の門脇、「ニワトリ★スター」の成田ら若手実力派の共演が実現した。
就職のため上京したものの、10年後に地元に戻り、フリーライターとして実家で冴えない日々を送る27歳の“私”(橋本)。高校時代の友達との久々の再会がきっかけで、当時皆の憧れの的だった椎名くん(成田)に会いに行くことになる。その道中、“私”は椎名くんとの忘れられない過去に思いを馳せる。一方で、地元を出ずフリーターとして暮らす“あたし”(門脇)。元カレ・椎名との輝かしい記憶にとらわれたまま、椎名の友人と虚しく体を重ね、日々をやり過ごしている。“私” と“あたし”は、椎名を通して「ここじゃない」「あなたじゃない」「それじゃない」何か、現状を変えてくれる何かを求めている。
場面写真には、茜色に照らされた地方都市を思わせる風景を背に佇む“私”の姿、ホテルのベッドの上で彼氏でもない男と「心ここにあらず」という空虚な表情を浮かべた“あたし”が煙草をふかすシーン、学生時代に皆の中心から制服姿の椎名くんが投げかける色気のある眼差しが繊細に映し出されている。
「ここは退屈迎えに来て」は、ほか渡辺大知、岸井ゆきの、内田理央、柳ゆり菜、村上淳らが共演。10月19日から全国公開される。
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