“ニュート”宮野真守&“ハリー”小野賢章が公開アテレコ 芦田愛菜「生きててよかった!」
2018年7月31日 21:15

[映画.com ニュース] 大ヒットファンタジーシリーズ最新作「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」の20周年セレブレーションイベントが7月31日、東京・半蔵門のTOKYO FMホールで行われ、オフィシャルアンバサダーに就任した芦田愛菜に加え、声優の宮野真守と小野賢章が出席した。
同イベントは、「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」の公開記念に加え、J・K・ローリング原作「ハリー・ポッターと賢者の石」日本語版の出版20周年(2019年)に向けた“アニバーサリーキックオフイヤー”であることから開催されたもの。「ハリー・ポッター魔法ワールド」の大ファンである芦田は、会場に集った約200人のファンに向けて「世界中にファンの方がいらっしゃると思うんですけど、もっとたくさんの方に知っていただきたいですし、好きになってもらいたいです」とアンバサダーとしての決意を明かしていた。
ニュート・スキャマンダーの吹き替えを担当する宮野と、「ハリー・ポッター」シリーズでハリーの吹き替えを担当した小野。両シリーズの“主人公”同士の夢の対面について、宮野は「賢章君、大きくなったなぁという感じ。小学生だった賢章君と高校生だった僕が出会い、『ハリー・ポッター』に触れて、大人になった僕がニュートになったという不思議な経緯がある(笑)。『ハリー・ポッター』シリーズは、小野賢章の成長記録でもありますよね」と感慨深げに語っていた。
そして「ニュートとハリーの生の声、聴きたくないですか?」という要望に応え、宮野と小野は公開アテレコに挑戦することになった。「大分声変わっちゃってますけど(笑)。一番最後の作品でも20、21歳くらいで、今年29歳になるんです。あの頃を再現って…」と戸惑っていた小野は「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」の1シーンにチャレンジすることに。「エクスペクトパトローナム!」のセリフで熱演を終えると、場内は拍手喝さい。「すごーい! やっぱり格好いい! (当時の声に)ちゃんと戻るんだね」と宮野が絶賛すると、「最近のなかで一番バクバクしています。緊張しました」と胸を撫でおろしていた。
その後、宮野の「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のアテレコが披露されると、芦田は「生のハリーとニュート(の声)が聴けて、本当に生きててよかった!」と大興奮。ニュート役のエディ・レッドメインからの特別メッセージの披露、小野が「100点満点」と評価した芦田による「ハリー・ポッターと賢者の石」の朗読、貴重なグッズやジャパンプレミアに参加できるチケットが当たった大抽選会など、充実のイベント内容にファンは大満足の様子だった。
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」は、魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(レッドメイン)が、仲間の魔法動物たちとともに、逃走した強大な魔法使いグリンデルバルド(ジョニー・デップ)の行方を追う姿が描かれる。11月23日から全国公開。
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