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「ボーダーライン」脚本家の初監督作「ウインド・リバー」、ジェレミー・レナーの特別映像公開

2018年7月26日 15:00

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辺境の地で起こる事件を描いた クライムサスペンス
辺境の地で起こる事件を描いた クライムサスペンス
(C)2016 WIND RIVER PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

[映画.com ニュース] 第70回カンヌ映画祭「ある視点」部門監督賞受賞作で、「ボーダーライン」「最後の追跡」で、2年連続アカデミー賞にノミネートされた脚本家テイラー・シェリダンが、自らのオリジナル脚本をもとに初メガホンをとった「ウインド・リバー」。このほど7月27日の公開を前に、映画.comが主演のジェレミー・レナーの特別映像を入手した。

アメリカの辺境を舞台に現代社会が抱える問題や現実をあぶりだした前2作に続き、辺境の地で起こる事件を描いたクライムサスペンス。ネイティブアメリカンが追いやられたワイオミング州の雪深い土地で、女性の遺体が発見され、FBIの新人捜査官ジェーン・バナーが遺体の第一発見者である地元のベテランハンター、コリー・ランバートに協力を求め、共に事件の真相を追う。エリザベス・オルセンらが共演。全米4館でスタートし、その評価の高さからクチコミで話題を呼び拡大公開。6週連続トップ10入りというロングランの大ヒットを記録し、カンヌをはじめ世界中の批評家に絶賛された。

このほど公開された映像では、トラウマを抱えながら、ハンターとして厳寒の大自然に囲まれたネイティブアメリカン保留地、ウインド・リバーに暮らす主人公コリーを演じたレナーは「今回の役柄は父親として共感できる部分が多い。複雑で深い心情だった」と語る。シェリダン監督は、「悲劇から前に進む」ということを、キャラクターを通して模索したかったといい、ジェレミーについて「彼は古き良き時代を感じさせる。屈強な男を体現しながら弱さや苦悩を滲み出せる派俳優。、深みがある」と絶賛。レナーがスノーモービルで雪山を走り抜ける様子も収められている。

ウインド・リバー」は、7月27日から、角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー

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