手抜きをするな、女たちよ――小泉今日子「食べる女」特報&ビジュアル完成
2018年6月29日 12:00

[映画.com ニュース] 小泉今日子主演で、筒井ともみ氏の小説を映画化する「食べる女」が、9月21日から公開されることが決定。あわせて、今にも割れ落ちそうな生卵を写し「例えばセックスも味覚だと思う。」というセンセーショナルなコピーを添えたティザービジュアル、劇場版特報もお披露目された。
「失楽園」などの脚本で知られる筒井氏の「食べる女」「続・食べる女」(2冊の内容を収めた「食べる女 決定版」が8月末刊行予定)を基に、小泉のほか沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香が豪華共演し映画化。年齢、職業、価値観もさまざまな8人の女性の日常を通して、“食”と“性”の本来のあり方、“自分を味わいつくす”ことの大切さを描く。
特報映像は、茶碗に盛った白米の上に生卵が落とされるシーンからスタート。続けて、古書店「モチの家」の女主人・餅月敦子(小泉)、編集者・小麦田圭子(沢尻)、制作会社のアシスタントプロデューサー・白子多実子(前田)、古着ショップ店員・本津あかり(広瀬)、「BAR ロマ」の手伝い・茄子田珠美(山田)、2児の母・米坂ツヤコ(壇蜜)、料理のできない主婦の豆乃・リサ・マチルダ(ケイト・フォックス)、ごはん屋「道草」の女将・鴨舌美冬(鈴木)の姿を活写。恋や仕事に悩む彼女たちが、美味しそうな“卵かけごはん”をほお張っている様子が連続する。
また、卵かけごはんを“食べる女”たちの映像には、敦子のセリフが重なる。「人ってね、おいしいごはん食べてる時と、愛しいセックスしてる時が一番、暴力とか差別とか争い事から遠くなる。セックスは相手がいないとできないけど、ごはんはいつでもできる」と話した後、「だから、手抜きをするな、女たちよ」と言葉を投げかけている。
「食べる女」は、生野慈朗監督がメガホンをとり、ユースケ・サンタマリア、池内博之、勝地涼、笠原秀幸、小池徹平、間宮祥太朗、遠藤史也、RYO(ORANGE RANGE)、PANTA(頭脳警察)、眞木蔵人も出演する。9月21日から全国公開。
(C)2018「食べる女」倶楽部
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