悪霊＆死神が襲いかかる！「BLEACH」敵キャラクターPV3種公開

2018年6月23日 10:00

［映画.com ニュース］　全世界のシリーズ累計発行部数1億2000万部を超える大ヒット漫画を、「GANTZ」「アイアムアヒーロー」「いぬやしき」の佐藤信介監督が実写映画化する「BLEACH」の新たなキャラクターPV全3種が、公開された。主人公の前に立ちはだかる敵キャラクターに焦点を当てている。

霊が見える高校生・黒崎一護（福士蒼汰）が、悪霊を唯一倒せる“死神”の朽木ルキア（杉咲花）から力を与えられ、人の魂を食う悪霊“虚（ホロウ）”たちと戦うさまを描く。このほど公開された映像では、おきてを破ったルキアをとらえ、死罪に処そうとする死神・朽木白哉（MIYAVI）、阿散井恋次（早乙女太一）に加え、虚が登場する。

「朽木白哉編」の映像では、「死神にとって、情というものは病に等しい。根を張れば、死ぬ」という白哉の信念がにじむセリフから始まる。おきてを絶対と定め、義妹であるルキアにも一切容赦しない冷徹さと、死神の中でも屈指の実力を誇る手だれであり、映像中には一護の刀を指で受け止め、格の差を見せ付けるシーンが切り取られている。

「阿散井恋次編」の映像では、エキセントリックな死神・恋次にフォーカス。神速で一護を追いつめる姿や、流麗な白哉とは違ったアクロバティックでパワフルな戦闘シーンが描かれている。映像の最後には、シリーズの特色である「始解」と呼ばれる刀の“力の解放”を行うシーンも描かれており、「吼（ほ）えろ、『蛇尾丸』！」とさらなる激戦をうかがわせるシーンで幕を閉じる。

続く「虚編」の映像では、この世に恨みを残した人間の霊が怪物化した存在である悪霊・虚が登場。人を襲い魂を食らうことで存在を保つ不気味な虚たちの姿が描かれている。一護の父・一心（江口洋介）や家族が虚に襲われる絶体絶命のシーンや、“グランドフィッシャー”と呼ばれる老かいでずば抜けた戦闘力を持つ虚との戦闘シーンが映し出されている。さらに、原作ファンにはおなじみの「ルキアの絵」も収められるなど、遊び心あふれる演出がなされている。

「BLEACH」は、7月20日から全国公開。