桜庭ななみが取っ組み合いの大げんか!「焼肉ドラゴン」本編映像公開
2018年6月18日 18:00

[映画.com ニュース] 劇作家・演出家の鄭義信が長編映画初監督を務め、自身の人気戯曲を映画化した「焼肉ドラゴン」の本編映像が公開された。プロの歌手を夢見る美花(桜庭ななみ)とクラブの大御所歌手(根岸季衣)が、客を巻き込んだ取っ組み合いの大げんかを繰り広げている。
同作は、高度経済成長にわく1970年代の関西の地方都市を舞台に、小さな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む家族の絆を描く人間賛歌。店主夫婦を「隻眼の虎」のキム・サンホと「母なる証明」のイ・ジョンウン、静花、梨花、美花の3姉妹を真木よう子、井上真央、桜庭ななみ、静花の幼なじみで常連客の哲男を大泉洋がそれぞれ演じている。
今回公開された本編シーンでは、歌手志望の美花が働くナイトクラブで、念願の初歌唱のチャンスを与えられる姿が映し出される。十八番の「伊勢佐木町ブルース」を思い入れたっぷりに歌い出すと、クラブの大御所歌手・長谷川美根子(根岸季衣)が突然乱入し、マイクを奪い取ってしまう。美花は「なにしとんねん!」と声を荒げてマイクを取り戻そうとするが、美根子はマイクをかたくなに離さない。2人はやがてカツラをつかみとり、お互いを客席に突き飛ばす、壮絶な乱闘を繰り広げる。
実はこの美花と美根子は、ナイトクラブの社員、長谷川豊(大谷亮平)をめぐる恋敵。豊は美根子という妻がありながらも、美花とは不倫関係にある。2人の取っ組み合いは、仲裁に入った豊までを巻き込んだ騒動に発展するが、バックバンドは平然と演奏を続けたまま。生々しい修羅場でありながら、どこかユーモアが漂うシーンとなっている。
「焼肉ドラゴン」は、6月22日から全国公開。
(C)2018「焼肉ドラゴン」製作委員会
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