劇場版「ポケモン」第21作、主題歌はポルノグラフィティ!新曲「ブレス」を書き下ろし
2018年6月7日 05:00

[映画.com ニュース] 人気アニメ「ポケットモンスター」シリーズの映画第21作「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」の主題歌を、人気ロックバンド「ポルノグラフィティ」が担当していることがわかった。アニメ映画の主題歌は、「名探偵コナン 業火の向日葵」以来約3年ぶり。シンプルなトラックに、印象的な生のストリングスが躍る新曲「ブレス」を書き下ろしている。
前作「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」のその後を描き、1年に1度の「風祭り」で盛り上がるフウラシティを舞台にした今作。祭りにやってきたサトシとピカチュウは、ポケモン初心者の女子高生・リサ、ホラ吹き男カガチ、気弱な研究家トリト、ポケモン嫌いのおばあさん・ヒスイ、謎の少女ラルゴに出会う。5人はそれぞれに悩みを抱え、パートナーポケモンとの一歩が踏み出せずにいたが、仲間との出会いを機に、運命が大きく動き出す。
主題歌は、周りの意見に流されず自分自身を見失わないことや、信じた未来に向かって進むことを後押しするような歌詞に。今作とシンクロする楽曲で、同バンドの岡野昭仁は「この映画を見終えたみなさんは、きっと晴れ晴れとしていて明日へ向かう力が湧いてくると思うのです。たとえ微風でもいいから、そのみなさんの気持ちを後押しできるような楽曲になればと思い作らせて頂きました。僕らなりの、この映画に花を添えられるポップソングになったと思います」とコメントを寄せている。

さらに新藤晴一は「制作前に監督にお話をうかがう機会がありました」と述べ、「今回の作品は、登場人物がそれぞれ小さな悩みを抱え、それを乗り越えていく話だと聞きました。人間も、ポケモンたちの“進化”みたいに、劇的に姿や形を変えられたらいいのだけど、そうもいかず今の自分を奮い立たせるしかない。そんなふうなことを曲で表現できたらなと考えました」と意匠を説明。プロデューサーの岡本順哉氏は「子どもから大人まで、あらゆる世代の心にグッと響く歌詞。夏らしくポップで、そしてみんなの背中を優しく押してくれる、そんな主題歌が映画のラストに控えていますので、ぜひ最後まで余韻に浸って欲しいです」といい、「この夏、映画を見てくれた方たち『みんなの』主題歌になってくれますように」と願いを込めた。
「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」は、ゲスト声優として芦田愛菜、川栄李奈、濱田岳、大倉孝二、野沢雅子、中川翔子、山寺宏一らが参加。7月13日から公開される。
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