【国内映画ランキング】「名探偵コナン」7週連続首位で興収75億突破
2018年5月28日 20:30
[映画.com ニュース] 5月26~27日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。5月最後の週末は4本の新作がランクインするも「名探偵コナン ゼロの執行人」の牙城は崩せなかった。「コナン」は週末2日間で動員13万人、興収1億8000万円を稼ぎ、7週連続で首位を獲得。累計動員は580万人、興収は75億円を突破し、シリーズ最高興収記録を伸ばし続けている。
2位は新作「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」が初登場。作品は、「家族はつらいよ」「家族はつらいよ2」に続く、山田洋次監督による喜劇映画シリーズの第3弾。5月25日から全国337スクリーンで公開され、土日2日間で動員11万2000人、興収1億2600万円をあげた。これは2016年に公開され、最終興収13.8億円を記録した「家族はつらいよ」の興収比72.8%の成績。公開3日間では動員15万3000人、興収1億7000万円をあげている。
新作では他に「恋は雨上がりのように」が4位にランクイン。テレビアニメ化もされた眉月じゅん原作の同名コミックを、小松菜奈と大泉洋の共演で実写映画化したもの。25日から全国301スクリーンで公開され、土日2日間で動員8万6000人、興収1億2000万円をあげた。この成績は昨年の正月映画として公開され、最終興収18.5億円を記録した小松主演「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」のオープニングを下回ったが、公開3日間では動員11万6000人、興収1億6000万円を記録。興収10億円が狙える出足となった。
「友罪」は5位に初登場。同作は、瀬々敬久監督がミステリー作家・薬丸岳の同名小説を、生田斗真と瑛太のダブル主演で映画化した人間ドラマ。25日より全国201スクリーンで公開された。「コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道」は9位スタート。06~08年に計2シーズンが放送された人気テレビアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」を再構築した劇場版3部作の完結編だ。
なお、「ピーターラビット」は累計興収が5億円、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」は35億円を突破している。
PR
©2025 Disney and its related entities