ぼくは明日、昨日のきみとデートする
劇場公開日 2016年12月17日
解説
七月隆文の同名ベストセラー小説を、「ストロボ・エッジ」の福士蒼汰&「バクマン。」の小松菜奈共演で実写映画化したファンタジックラブストーリー。「僕等がいた」「アオハライド」など数々の青春ラブストーリーを手がけてきた三木孝浩監督と脚本家の吉田智子が再タッグを組み、京都の風光明媚な景色を背景に20歳の男女の甘く切ない純愛を描く。美大生の高寿は、通学電車の中で見かけた女性・愛美に一目ぼれする。勇気を出して声を掛け、会う約束を取りつけようとする高寿だったが、愛美はなぜか泣き出してしまう。意気投合した高寿と愛美は付き合うことになり、幸せな日々を過ごしはじめるが、そんなある日、高寿は愛美から信じられないような秘密を明かされる。
2016年製作/111分/日本
配給:東宝
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2020年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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高寿が電車内で愛美に一目惚れし、降りた駅の反対側ホームで声をかける。終電で帰る愛美をホームから見送る高寿。深夜0時の瞬間、電車がホームを通過すると愛美が消えている。印象的なシーンに頻出する電車とプラットフォームは何を象徴しているのか。
並行する上り線と下り線を逆向きに走行する電車は、時間に順行して成長する高寿と、時間に逆行して成長する愛美の、すれ違う人生のメタファーだ。そして、逆方向に進む乗客がしばし留まって同じ時間と場所を共有するホームは、5年に一度の高寿と愛美の逢瀬に重なる。
原作の面白さを損なわず、的確に効果的に映像化できた好例だろう。福士蒼汰と小松菜奈、若手で屈指の美男美女だが、嫌みがなく、どちらにも容易に感情移入できる。愛美の視点と時間感覚でダイジェストを見せるラストも切なさ満点。SF的な仕掛けだが、有限の人生で誰かに出会い愛し合うことの素晴らしさを謳うメッセージは普遍的だ。
2022年5月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
原作を知らずに、映画で初めて見たのですが、友達と見に行ったにも関わらず大号泣しました。2回目を見に行った時は、1回目とは違う見方が出来て初めから泣いてしまいました。お気に入りの作品で、その後本も買いました。
本当にたくさんの方に見て欲しいです(;ᴗ;)
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泣ける恋愛映画と調べて、出てきたので見てみた。最後のえみが涙を流すところを改めて振り返るシーンにはウルっときたが、意外にも泣かなかった。
おそらく設定が難解(単に俺がバカだからかもしれないが)で素直に感情移入が出来なかったからだろう。
タイトルの意味は何なのだろう。彼女にとっての明日は、たかとしの時間軸の視点から見たらどうなるのだろう。などとずっと考えながら鑑賞してしまっていた。
中盤で種明かしされるが、終盤にかけてさらにわかりやすい種明かしがあるので純粋に受け流して、楽しめば良かったと後悔している。
あとこの映画の方が先だけど、TENETと似てるなて思った。
2022年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ラスト10分泣ける映画はよくあるけど、これはラスト1時間泣きっぱなしでした。
聖地巡礼はこれからします。
京都という街が好きになりました。
小松菜奈が一番可愛い映画。
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