坂本龍一、音楽担当「天命の城」製作陣の勇気を称賛! コメント映像入手
2018年5月3日 17:00

[映画.com ニュース]イ・ビョンホンとキム・ユンソクがダブル主演する時代劇「天命の城」のコメント映像を、映画.comが先行入手した。韓国映画初参加となった音楽担当の坂本龍一が、メガホンをとった「怪しい彼女」「トガニ 幼き瞳の告発」のファン・ドンヒョク監督ら製作陣の英断を称賛している。
本作は、韓国でベストセラーとなったキム・フンの同名小説を基にした歴史大作。1636年、丙子(へいし)の役で清の攻撃を避けた王と朝廷が南漢山城へ逃げ、孤立無援の状況下で繰り広げられた47日間の物語を描く。イが一時の恥辱に耐え王と百姓の命を守るべきという信念を持つ吏曹大臣チェ・ミョンギル役、キムが清と最後まで戦い、大義を守るべきと信じる礼曹大臣キム・サンホン役を演じ、2人の対立に悩む挑戦国王・仁祖役にパク・ヘイル、山城の鍛冶屋役にコ・スが扮した。
現代的なシンフォニーに韓国の伝統音楽を取り入れた斬新なスコアを完成させ、映画の普遍的な感動と迫力を重厚なサウンドで盛り上げている坂本は「(本作は)韓国の歴史の中でもある種屈辱的な歴史の1コマを扱っている」と説明。そして「僕が大変すばらしいと思うのは、戦争ではなくて和平を求めるという一大決心をした王様とその家臣たちが主人公で、それをあえて作った監督、プロデューサーたちは大変勇気のあるということです。その勇気を僕は称えたいと思います」とコメントを寄せている。
「天命の城」は、6月22日から東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
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