マ・ドンソク、通りすがりに事件解決 武闘派刑事演じた「犯罪都市」本編映像披露
2018年3月30日 12:00
[映画.com ニュース] 「新感染 ファイナル・エクスプレス」で熱演を見せたマ・ドンソク主演の映画「犯罪都市」の本編冒頭映像が、このほど披露された。マ演じる武闘派刑事が、刃物を持ったチンピラ同士のケンカを通りすがりに成敗するさまを切り取っている。
警察と韓国ヤクザ、中国マフィアが繰り広げる三つ巴の抗争を描き、韓国で観客動員680万人を突破したクライムドラマ。ソウル南部・衿川(クムチョン)警察のコワモテ刑事ソクト(マ)は、人柄と腕っ節の強さでヤクザ同士の争いも解決してきた。しかし、近ごろ進出してきた中国の犯罪集団「黒竜組」が、地元ヤクザの「イス組」の縄張りを次々と荒らし、街のパワーバランスが大きく揺らぎ始めていた。ソクト率いる警察の強力班は犯罪集団の一掃を試みるが、復しゅうに燃えるイス組の介入によって、一触即発の緊急事態に発展していく。
映像は、映画冒頭シーンを切り取った。2人の男性が刃物を構え「どうした、こいよ」「今日こそケリをつけてやる」と威嚇しあうなか、携帯電話で通話中のソクトが通りがかり、群集をかき分けて男性たちに近づく。「車が故障したんだ。ビリヤード場だろ?」と話しながら手首を取ると、わずかな動きだけで1人をノックアウト。もう1人をジロリとにらみつけ「こい。早く。包丁をよこせ」と凄んだうえに、「ケンカの仲裁だ」と通話相手への説明も怠らず、状況が終息しても「見てないで早く片付けろ」「街なかで刃物を売るなよ」と周囲への説教も忘れない。事も無げにすべてをやってのける姿から、ソクトの実力がひしひしと伝わってくる。