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梅沢壮一監督&黒沢あすか夫婦、異形の“巨大人体耳かき”携えゆうばりに登場!

2018年3月18日 13:00

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巨大人体耳かきと共に
巨大人体耳かきと共に

[映画.com ニュース] 特殊メイクアーティスト・梅沢壮一が監督し、妻で女優の黒沢あすかが主演した映画「積むさおり」が3月17日、北海道・夕張市で開催中の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」のゆうばりチョイス部門で上映され、2人をはじめ共演の木村圭作らが、合宿の宿ひまわりでの舞台挨拶に出席。梅沢監督&黒沢は劇中で強烈な異彩を放った“巨大人体耳かき”を携えて登場しており、観客から笑い声と歓声があがったほか、木村も「(実物を)初めて見ました!」と興奮していた。

「劇的な流れを排し、見た人が共感するかしないかだけに焦点を当てた」という実験作。結婚5年目を迎えるバツイチ同士の、さおり(黒沢)と慶介(木村)夫婦が主役。犬の散歩をしていたある日、積まれた枝の前で不可思議な体験をしたさおりは、それ以来、夫の立てる音に苛立ちを募らせるようになり、選択に迫られていく。劇中では音響が印象的な演出となっており、梅沢監督は「普段特殊メイクの仕事をやっていて、それはクリーチャーなど目に見えないもの具現化しています。音こそ目に見えないもので、形にして描きたいと思っていました。あと僕が、寝る時に耳栓して、ニット帽をかぶってダブルで耳を覆わないと寝られないくらい敏感なんです。ちょっとの物音でもすぐに目が覚めちゃう。そうした自分のストレスを表現したいと、作りました」と意匠を説明した。

また、園子温監督作「冷たい熱帯魚」や、マーティン・スコセッシ監督作「沈黙 サイレンス」などで知られる黒沢。夫・梅沢監督は「黒沢の普段の様子に近いように撮ったのか?」と問われると、「決して近くないですね! かといって(黒沢が怪演した)『冷たい熱帯魚』の愛子でもない。エキセントリックな役が多いので、本人も違うキャラも目指したいという部分があり、外にぶつけるよりも、自分のなかで自己解決する暴力をやったら、違う面も見えるかなと思った。素とも違いますね」と明かす。当の黒沢も「だいぶ素と違いますよ」と笑い、満場の客席に「こんなにたくさんのお客さんに来てもらえるとは、思ってもみませんでした。嬉しいです。梅沢壮一は今後も映画、特殊メイクともに頑張っていきたいと、日常生活で話しております。また夫婦でこちらに来させて頂いた際には、『夫婦で懲りずにやってるな』と思って頂ければ嬉しいです」と感謝を伝えていた。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018は、3月19日まで開催。

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