吉永小百合主演「北の桜守」母子の軌跡をたどる特別ダイジェスト映像公開
2018年3月9日 16:00

[映画.com ニュース] 吉永小百合の映画出演120作目となる主演作「北の桜守」の特別ダイジェスト映像が公開された。3分15秒間の映像に、北の大地で懸命に生きた母子の軌跡が凝縮されている。
吉永主演の「北の零年」「北のカナリアたち」に続く、「北の三部作」の最終章として製作された同作は、終戦直後の北海道を舞台に、長年にわたる別離を経て再会した主人公の江蓮てつ(吉永)と息子の修二郎(堺雅人)が、家族の記憶をたどり、やがて過去に隠された真実に向き合う姿を描いたヒューマンドラマ。「おくりびと」の滝田洋二郎監督がメガホンをとり、吉永、堺のほか、篠原涼子、岸部一徳、阿部寛、佐藤浩市ら実力派キャストが共演している。
映像は太平洋戦争終結間近、当時日本人の暮らしていた樺太にソ連軍が侵攻したことから、現地に残る夫との再会を約束し、息子を連れて逃げるてつの様子から始まる。それから15年後、アメリカに渡って成功し、米国企業の日本社長として帰国した息子の修二郎がてつを訪ね、すれ違いながらもともに生きていく姿を描いている。修次郎は、日本でオープンしたホットドッグストア「ミネソタ24」の経営で多忙な中、桜の木に話しかけるなどおかしな言動が目立つてつの様子に異変を感じ、ともに過ごした記憶を拾い集めるように、てつとともに北海道の各地を巡る旅に出る。映像の最後は、隠されていた衝撃の真実が明らかになろうとする瞬間をスリリングに切り取り、猛吹雪の中をひとり立ち去っていくかのようなてつの姿で終わっている。
「北の桜守」は3月10日から全国公開。
(C)2018「北の桜守」製作委員会
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