アカデミー賞衣装デザイナーの手腕が光る「さよなら、僕のマンハッタン」衣装写真公開
2018年3月8日 13:00

[映画.com ニュース] 「(500)日のサマー」「gifted ギフテッド」のマーク・ウェブ監督が、デビュー前から温めていたという約10年越しの企画「さよなら、僕のマンハッタン」の新たな場面写真7点が、一挙公開された。オスカーに輝く実力派の衣装デザイナー、アン・ロスがそろえた衣装の数々を堪能できる。
大学卒業を機に親元を離れた青年トーマスが、風変わりな隣人と父の愛人という2人の人物と出会ったことから、人生に変化が訪れるさまを描く。「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」(11月公開)で主人公ニュート(エディ・レッドメイン)の兄役に抜てきされた注目株カラム・ターナーがトーマス役を務める。
「イングリッシュ・ペイシェント」でオスカーを獲得したロスは、「めぐりあう時間たち」「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」「ヤング・アダルト・ニューヨーク」「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」といったニューヨークの人々が登場する作品も多数担当してきた。本作では、オートクチュールからH&Mまで幅広く調達し、キャラクターの形成に一役買っている。
場面写真では、トーマスの父の愛人ジョハンナ(ケイト・ベッキンセール)、トーマスの母親ジュディス(シンシア・ニクソン)、トーマスが思いを寄せるミミ(カーシー・クレモンズ)の3社に焦点を当て、それぞれのスタイルの違いを表現している。
高級ブティックが立ち並ぶソーホーに暮らす、フリーの編集者ジョハンナは、グレーのコートとサングラスでクールにまとめながら、ビビッドな色のバッグで遊び心をのぞかせる。一方、若いアーティストが集うロウワー・イーストサイドに住むミミは、ミニワンピースやダメージジーンズなど、若さあふれるファッションを志向する。対して、高級住宅街のアッパー・ウエストサイドに住む元アーティストのジュディスは、オリエンタルなシースルーガウンをまとい風格を見せ付けている。場面写真では、3人それぞれのドレス姿も収められている。
「さよなら、僕のマンハッタン」は、4月14日から全国公開。
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