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「ハッピーエンド」で4度目タッグ!イザベル・ユペール、“ハネケ流”演出術明かす

2018年3月3日 12:30

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知性がうかがえるインタビュー映像
知性がうかがえるインタビュー映像
(C)2017 LES FILMS DU LOSANGE - X FILME CREATIVE POOL Entertainment GmbH – WEGA FILM – ARTE FRANCE CINEMA - FRANCE 3 CINEMA - WESTDEUTSCHER RUNDFUNK - BAYERISCHER RUNDFUNK – ARTE - ORF Tous droits réservés

[映画.com ニュース]実力派女優イザベル・ユペールが、「愛、アムール」のミヒャエル・ハネケ監督と4度目のタッグを組んだ「ハッピーエンド」(公開中)について語ったインタビュー映像が、公開された。

物語の舞台は、難民が多く暮らすフランス北部の町、カレー。祖父ジョルジュ(ジャン=ルイ・トランティニャン)を筆頭に、豪華な邸宅に3世代で暮らすロラン一家の元に、孫娘エヴ(ファンティーヌ・アルドゥアン)が呼び寄せられたことから、家族が崩壊していくさまを描く。「エル ELLE」や「母の残像」「ピアニスト」などで知られるユペールは、ジョルジュの後継者であるアンヌを演じている。

「これまでと同じで、役柄についての話し合いはほとんどしません。彼は心理的なアプローチが嫌いなので、私から無駄な質問もしません」と語ったユペールは、「俳優同士でもいちいち話し合う必要はありません。映画は1つの言語を内包しているので、現場で言うべきことを言うまでです」と断言する。知性派として知られるユペールらしい“役者論”となる。かねてより日本通でもあるユペールは、「日本は映画出演したい国の1つです。例えば、是枝裕和監督や河瀬直美監督ですね」とはにかみつつ、野望を明かしている。

本作のテーマについては、「監督は、家族のエゴイズムとそれに苦しむ者を描いています。本作のとてつもない暴力は、正面からは見えません。内に封じ込められているのです。爆発ではなく“爆縮”です」と独自の表現で語り、象徴的に登場するスマートフォンやSNSなどについても「(SNSは)人間関係を大きく変えました。携帯電話、写真、セルフィー……目の前の現象を無視することはできません。無関係に生きているとはもはや言えないのです。一方で、この状況を理解することも可能です。実際に言葉を交わさなくなり、リアルな人間関係がチャットやメールに取って代わられたと」と鋭い考察を披露している。

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